「米軍機が飛んでいけないところは日本にない」防衛局~オスプレイ訓練
昨日、通告なしに高知市上空をオスプレイが飛行した。地元紙の取材よると、中国四国防衛局は「米軍機が飛んではいけない所は(日本に)ない」としている、と報道。
地位協定ではそうなっている。日本の空は米軍のものなのだ、植民地なみの扱いになっていることを正直に話した。米国本土でもEU内でも許されていない無制限の飛行。
滋賀県の訓練では、地元自治体の要望をことごとく無視した飛行をしている。国民の意見は「完全にブロック」されている。
【オスプレイ高知市飛来 防衛局「飛んではいけない所ない」(高知新聞10/17)】
【オスプレイ、市街地を飛行 知事らの要請反し 京都新聞10/17】
滋賀県の訓練では、“わずか1時間ほどのあいだに、オスプレイは地元自治体が出していた要望事項をことごとく無視しました。防衛省は15日、市街地上空を避けて飛ぶよう求める地元に対し、「西側(山側)から進出入することを追求する」と通告。しかし、実際に飛来したのは高島市役所の上空など市街地上空を通るルートからでした。”
“ オスプレイ2機は、市街地上空を避けて飛ぶよう求める地元の意向を無視し、高島市役所上空など市街地上空を通過してヘリモードで南東側から演習場に進入するようすが市民により目撃されました。訓練中も、演習場から南に2キロほど離れた安曇川(あどがわ)町上空を“場外飛行”していたことが目撃されました。”
(以上、赤旗から)
【オスプレイ、市街地を飛行 知事らの要請反し 京都新聞10/17】陸上自衛隊と米海兵隊が新型輸送機オスプレイを使用した16日の饗庭野演習場(滋賀県高島市)での日米共同訓練で、オスプレイが同市新旭町の市役所本庁舎や中学校の近くなど市街地上空を飛行し演習場に入っていたことが同日、市などへの取材で分かった。
市によると午前10時15分ごろ、オスプレイ2機が市役所本庁舎の南側から西側を通り、JR湖西線の新旭駅南側の高架を横切って饗庭野演習場に向かうのを、飛行音に気づいた複数の職員が目撃した。
また市役所の東側に面した湖西中でも午前10時過ぎ、校庭の南方を2機のオスプレイが飛行しているのを校長らが確認。同中はこの日、台風26号の影響で朝から休校となり、生徒はいなかった。
オスプレイの飛行に関しては、同市の福井正明市長や滋賀県の嘉田由紀子知事が防衛省に対し、住民の安全を考慮し、市街地や琵琶湖の上空を飛行しないよう繰り返し要請していた。近畿中部防衛局は「オスプレイの飛行経路の詳細は現在確認中で、現時点ではコメントできない」としている。
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