安倍政権へ「忠告」? 米2長官、千鳥ケ淵献花
ケリー米国務長官とヘーゲル国防長官が千鳥ケ淵戦没者墓苑へ献花するという異例の行動について、靖国参拝、村山談話見直しなどに前のめりの安倍政権への「忠告」ではないか、と米国内で関心が高まっているとの報道。
【安倍政権へ「忠告」? 千鳥ケ淵献花 沖縄タイムス10/8】
【平安名純代・米国特約記者】ケリー米国務長官とヘーゲル国防長官が千鳥ケ淵戦没者墓苑(東京)へ献花した意図をめぐり、靖国参拝に意欲を示す安倍晋三首相への“忠告”ではないかと米国内で関心が集まっている。 ケリー長官のアジア歴訪に同行した国務省高官は2日、記者団に対するブリーフィングで2氏が墓苑を訪れた意義について「第2次大戦中は敵対していた日米が、今日では親密な友人に転じることができた変容を象徴するものだ」と解説していた。 米国務省のハーフ副報道官は、ワシントンにある同省で開かれた4日の定例記者会見で、2氏の献花は「安倍政権などに対する合図か」との問いに対し「日本側がアーリントン国立墓地を訪問したことはあるが、(米側のこうした行為は)第2次世界大戦以来、明らかに初めて」と述べるにとどめ、献花の意図については後日へ回答を持ち越した。フランスのAFP通信は3日、A級戦犯が合祀(ごうし)され、閣僚による参拝が中国など周辺国との対立要因となっている靖国神社と異なり、千鳥ケ淵戦没者墓苑は宗教色がないことなど有識者の見方も交えて説明。 その上で「(2氏の献花は)論争の的となる靖国神社から、日本をそっと引き離そうとする試み」などと分析した。
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