米軍、中国軍 ヘリの相互着艦など合同演習
8月にソマリア沖のアデン湾で海賊対処合同演習、ハワイ島付近での海上捜索救援演習参加した。米国は来年のリムパックに中国の参加を要請している。
米国の対中政策は、毎年の大規模な戦略対話会議の開催など、経済的な相互協力と軍事的均衡におかれている。かつてのような封じ込め政策ではない。合同演習の活発化はその一貫である。
アメリカが放棄しているブッシュ時代の「対テロ戦争」にそって集団的自衛権だ、沖縄新基地建設だ、というのは、アジアの緊張を先鋭化し、米国も望まない、あまりにも愚かな主張。
「安倍政権の安保政策『最大の弱点』は安倍氏自身」(柳澤協二氏)なる所以である。
(写真 米メーソン誘導ミサイル駆逐艦のフライトデッキに、中国駆逐艦ハルビンのZ-9Cヘリコプターが着艦する模様 スターズ&ストライプス)
【米中海賊対処合同演習 アデン湾で実施 サーチナ8/26】
【US Navy seeks more cooperation with China in counter-piracy exercise】
【中国海軍の艦艇編隊がハワイで米軍との合同演習を実施へ サーチナ8/23】
【米中海賊対処合同演習 アデン湾で実施 サーチナ8/26】米中両海軍による海賊対処合同演習が24日から25日にかけて、ソマリア沖のアデン湾で実施された。中国国際放送局が報じた。
同演習には中国海軍からミサイル駆逐艦「ハルビン」と総合補給艦「微山湖」が、米海軍からミサイル駆逐艦「メイソン」が参加した。
双方は特殊部隊の相互搭乗、艦艇の合同編隊による移動、軽兵器の射撃、主砲による対海射撃、臨検とだ捕、ヘリの相互着艦と夜間における海上目標の追跡と監視、合同による商船救出など10項目の訓練を行い、双方のリーダーが交替で演習を指揮した。(編集担当:村山健二)
【中国海軍の艦艇編隊がハワイで米軍との合同演習を実施へ サーチナ8/23】中国海軍北海艦隊のミサイル駆逐艦「青島艦」、ミサイル護衛艦「臨沂号」と総合補給艦「洪沢湖艦」からなる艦艇編隊が20日午前、青島の某軍港を出発した。同艦艇編隊は米国、オーストラリア、ニュージーランドの3カ国を訪問する。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
訪問期間中、編隊は米中合同の海上捜索救援演習に参加する予定だ。演習はハワイ島付近の海域で行われ、米中の海軍は連絡隊員とオブザーバーを派遣すると見られている。編隊にはヘリコプター1機が配備されており、680名の隊員が動員され、総航程はおよそ1万6000カイリにのぼる。(編集担当:米原裕子)
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