「二度と戦争をしてはならない」、ローマ法王が訴え
ローマ法が、シリアでの化学兵器の使用を非難するとともに、「二度と戦争をしてはならない」と平和的な解決に向けて祈りをささげるよう、世界の信者らによびかけたとのこと。
米国内でもシリア内戦関与に反対53%、支持20%(ロイター)。一方、「条件反射」のようにアメリカを支持した日本。イラク戦争支持、支援について検証も反省もない。
イラクでは、7月に1057人が死亡し、2326人と過去5年で最大規模の犠牲、8月も死者804人、負傷者2030人と犠牲が続いている。
【「二度と戦争をしてはならない」、ローマ法王が訴え CNN9/3】【イラクの8月の死者数804人、負傷者2000人超 CNN9/2】
【「二度と戦争をしてはならない」、ローマ法王が訴え CNN9/3】(CNN) 米政府がシリアに対する軍事介入の準備を進める中、ローマ法王フランシスコは化学兵器の使用を非難するとともに、平和的な解決に向けて祈りをささげるよう、世界の信者らに呼びかけた。
フランシスコ法王は2日、短文投稿サイトのツイッターで300万人のフォロワー(読者)に向けて、「二度と戦争をしてはならない」と繰り返し訴えた。
その前日の1日にローマで行った説教でもシリア情勢に触れて「ここ数日のシリアの出来事には深く心を痛め、迫りつつある重大な展開に苦悩している」と述べ、化学兵器を使った者は神の裁きを受けると強調。「私は化学兵器の使用を断固として非難する。あの恐ろしい映像は私の心に焼き付いて離れない。私たちの行動に対する神の裁き、歴史の裁きは逃れられない」と語った。
フランシスコ法王はさらに、9月7日をシリアの平和のための祈りと断食の日とすると宣言した。世界15億人のカトリック信者に加え、さまざまな宗教の信者や「善意を持つ者すべて」に加わってほしいと呼びかけている。
ローマではこの日午前7時から正午まで、シリアの平和のための祈りの集会を開くと法王は述べ、「人類のために平和の行動を示し、希望と平和の言葉を聞かせる必要がある」と訴えた。
【イラクの8月の死者数804人、負傷者2000人超 CNN9/2】(CNN) 国連イラク支援団(UNAMI)は1日、テロ行為などによるイラクの8月の死者数が804人、負傷者数が2030人だったと明らかにした。
犠牲者の数は7月よりも少なかった。しかし、UNAMIは、市民に及ぶ暴力の影響は非常に大きいままだと警告している。
7月の死傷者は、宗派対立激化の影響で最も犠牲者が出た2006~07年時以降で最悪の水準だった。UNAMIの発表した数字によれば、7月はテロ行為などの影響で、1057人が死亡し、2326人が負傷した。
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