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空港制圧、敵基地攻撃の日米共同訓練・・・ 暴走する自衛隊と安倍政権

「離島奪還訓練」と偽り、海兵隊の基本任務である後続部隊を受け入れるために敵地の空港・港の制圧の訓練、敵基地を攻撃する米戦略爆撃機を援護する訓練への参加・・・ 侵略のための訓練であり、政府見解でも憲法が禁止している集団的自衛権の行使にあたる暴走である。さらに安倍内閣は内閣官房に制服組を起用。
軍部の暴走をとめられず侵略戦争につきすすんだ反省から生まれた「文民統制」を、まったく無視しようとしている。 

【空自、米爆撃機訓練に参加 「専守防衛」逸脱か 東京8/13】
【米沖の日米上陸訓練 「離島奪還」 名ばかり 自衛隊 海外“殴り込み”を補完 赤旗6/29】【内閣官房の審議官に自衛隊の制服組 NHK8/11】


【空自、米爆撃機訓練に参加 「専守防衛」逸脱か 東京8/13】

 米空軍の演習「レッド・フラッグ・アラスカ(RFA)」で、航空自衛隊のF15戦闘機の編隊が米戦略爆撃機B52の爆撃援護訓練に参加していたことが分かった。航空幕僚監部(空幕)広報室は訓練の事実はないと否定しているが、空幕発行の部内誌に載った参加隊員の体験記から判明した。専門家らは、憲法で禁じられた集団的自衛権の行使を想定した訓練だと批判している。 

◆部内誌に体験記 12年7月号
 空自部隊は一九九六年度から米アラスカ州での米空軍演習に参加しており、F15戦闘機は二〇〇三年度から派遣されている。
 本紙が入手した空自の月刊部内誌「飛行と安全」一二年七月号には、同演習での攻勢対航空(敵航空基地攻撃)訓練中、空自F15編隊がB52による爆撃を想定し、「果敢に先陣を切って経路を啓開し、粘り強く戦闘を継続してB52を援護」したという隊員の体験記が掲載されていた。
 空幕広報室は本紙の取材に、同内容の訓練は事実ではないと否定。だが「他の参加国を含め任務遂行に支障を生じさせる恐れ」を理由に、詳しい内容については伏せている。
 日本は専守防衛の国是から戦略爆撃機を持たない。B52は航続力や搭載量に優れ、相手国中心部をじゅうたん爆撃するような任務に好適とされている。
 政府は従来、日本の防衛に当たる米艦艇を自衛隊が護衛することは、個別的自衛権の範囲内とする見解を示してきた。だが、戦略爆撃機の援護は国会で議論されていない。

 琉球大の我部政明教授(国際関係論)は「これは集団的自衛権行使を前提にした訓練と考えてよい。海自の米空母の護衛訓練は知っていたが、この空自の訓練内容には驚いた。そもそも日本の防衛に戦略爆撃機が必要なのか。専守防衛という枠を大きく超える可能性がある」と話す。一九八〇年の政府見解は、集団的自衛権の行使を前提とした自衛隊の訓練を認めていない。
 安倍政権は集団的自衛権の行使容認に前のめりだが、今月にも再開される首相の諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」で過去に検討された集団的自衛権行使の類型にも、戦略爆撃機の援護というケースは含まれていない。

<集団的自衛権>
 自国と密接な関係にある国が攻撃された際、自国への攻撃と見なして反撃する権利。国連憲章51条では「個別的自衛権」とともに、主権国の「固有の権利」と規定している。政府は「集団的自衛権を有している」としつつも、憲法との兼ね合いで、その行使については「わが国を防衛するための必要最小限度の範囲を超えるもの」として禁じている。
(東京新聞)


【米沖の日米上陸訓練 「離島奪還」 名ばかり 自衛隊 海外“殴り込み”を補完 赤旗6/29】

1000人規模の自衛隊が米海兵隊などと米カリフォルニア州で行っていた日米共同訓練(6月10日~26日)―。同州沖にあるサンクレメンテ島での上陸訓練(17日)を、日本のメディアは尖閣諸島を念頭に置いた「離島奪還訓練」と報じました。自衛隊も今回の訓練の目的を「島しょ侵攻対処」のためとしてきました。ところが、その実態は…。 (榎本好孝)


◆海外遠征の訓練
 現地からの報道などによると、17日の上陸訓練は、敵が占拠する空港の制圧というシナリオに基づき、次のように行われました。

【米軍の動き】
 強襲揚陸艦ボクサーから垂直離着陸機MV22オスプレイが発進。ステルス性能を持った最新ドック型輸送揚陸艦ニュー・オーリンズで第13海兵遠征隊(13MEU)の歩兵中隊を乗せ、攻撃目標の空港近くに着陸。オスプレイから海兵隊員らが飛び出し、敵役の兵士と模擬の銃撃戦を行って空港を制圧。

【自衛隊の動き】
 その後、CH47輸送ヘリから降り立った陸上自衛隊員が海兵隊と合流し、空港の確保を引き継ぎ。大型輸送艦「しもきた」からエアクッション型上陸用舟艇(LCAC)が発進し、補給物資を積んだ車両を陸揚げ。

 空港制圧作戦は、米海兵隊の中でも真っ先に紛争地に出撃する最精鋭部隊・海兵遠征隊の基本任務です。後続部隊受け入れのため、空港や港湾など軍事拠点の確保が必須だからです。
 今回の訓練は、参加した13MEUにとって、8月からの西太平洋地域への前方展開に向けた認証訓練も兼ねていました。自衛隊は海兵隊の侵略力を高める訓練を補完していたのです。「離島奪還」とは名ばかりです。

◆進む侵略部隊化
 防衛省は現在、「島しょ防衛」のためと称してオスプレイや水陸両用車の導入を検討。自民党は海から上陸作戦を行う「水陸両用部隊」の創設を提言しています。
 しかし、尖閣防衛に海兵隊は役立つのかという疑問が専門家からも上がっています。尖閣諸島には水陸両用車が上陸する海岸も、オスプレイが着陸する場所もないからです。
 今、「島しょ防衛」の名で進められているのは、米軍の海外“殴り込み”を補完する自衛隊の侵略部隊化です。


【内閣官房の審議官に自衛隊の制服組 NHK8/11】

政府は、内閣官房の安全保障・危機管理担当の審議官に、初めて、制服組と呼ばれる自衛隊の将官クラスの幹部を起用する人事を決めました。
内閣官房の安全保障・危機管理担当の審議官に起用されるのは、長島純空将補です。長島氏は52歳。
航空自衛隊の出身で、ベルギーの日本大使館で防衛駐在官を務めたほか、おととし12月からは、防衛省で各国の軍の動向などを分析する情報本部の情報官を務めています。
制服組と呼ばれる自衛隊の将官クラスの幹部が、内閣官房の審議官に起用されるのは初めてです。
長島氏は、政府が創設を目指している国家安全保障会議、いわゆる日本版NSCの創設の準備にも当たることになっています。
今回の人事の背景には、中国の海洋進出や、北朝鮮の核・ミサイル開発など、日本を取り巻く安全保障環境が変化するなか、総理大臣官邸の危機対応能力をさらに強化するねらいがあるものとみられます。
この人事は、今月22日に発令されます。

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