女性の教育権を守れ! ブルカ・アベンジャー
いろいろ規制があるなかでの知恵と思う。そのもとでの覚悟と文化の力・・
そして、社会を変える力は、生命を育てる女性の感性、運動・・と改めて思いました。
FAOもOECDも女性の力に焦点をあてています。
権力が「マンガ」を規制する意味がよくわかる。
【女性の教育権を守れ! パキスタンに「正義の味方」が登場 CNN】
【女性の教育権を守れ! パキスタンに「正義の味方」が登場 CNN】
CNN) 昼間は教師として働き、夜はブルカを身にまとって女性の教育を受ける権利を守るため悪と戦う――。パキスタンでこの夏に始まったアニメ「ブルカ・アベンジャー」はそんなスーパーヒーローが登場する。
アニメを企画したパキスタンのポップスター、ハルーン氏はCNNの取材に対し、「2010年に女子校が過激派によって閉鎖されるという記事をたくさん読んでいたときに、思いついた」と語った。
主人公の女性は子どものときに親をなくし、老人に引き取られる。主人公は老人から本とペンを使って戦う格闘
術を教わる。ハルーン氏は、自身が創作した本とペンを使う格闘術について、「教育が重要だというメッセージがこめられている。ペンは剣よりも強しということだ」と力をこめる。
イスラム教徒の女性が全身を覆うために身に付けるブルカは、賛否の分かれる衣服だ。ブルカは抑圧の象徴だという意見がある一方で、性差別や性の対象とだけしか見られることから解放されるシンボルだという考えもある。
ブルカが体を隠すことで、その女性に対し、欲望の対象ではなく人間として接することが出来るようになるというわけだ。
主人公がブルカを身に付けることになった経緯について尋ねると、ハルーン氏は「主人公は抑圧されているからブルカを身にまとっているわけではない。バットマンやキャットウーマンのようなスーパーヒーローが自分の正体を隠すためにコスチュームを身につけるのと同じように、ブルカで正体を隠すことを選んだから、ブルカを身にまとっている」と説明した。
ハルーン氏はまた、ブルカを見にまとうことで、主人公の女性もイスラム教徒であることを示していると指摘。「主人公の女性はイスラム教の全てのよいものや、平等や女性の権利、教育、平和といった真のイスラムの価値観を体現している」と述べた。
物語は全13話を予定。女性の教育を受ける権利以外にも、差別や子どもの労働、宗派間抗争、電力不足、環境保護といったパキスタンに影響を及ぼしているさまざまな問題も物語に盛り込まれるという。
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