アセアンと中国 南シナ海の「行動規範」策定に向け協議へ
「紛争があっても戦争にしない」「どんな問題も平和的に解決する」のがアセアン方式。
アセアン+3、アセアン地域フォーラム、友好協力条約(TAC)と、多様な外交チャンネルを有し、外交力で勝負する。
南シナ海の紛争回避のため「宣言」から先にすすめ、課題となっていた法的拘束力のある「行動規範」の策定協議へ。協議は難航すると思うが、こうした努力の積み重ねが大事。
一方、日本は、米中韓の交流が進む中、中国、韓国と首脳会議もできない。外交能力ゼロ。
【南シナ海、9月に初の公式協議へ ASEANと中国 東京6/30】【バンダルスリブガワン共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国は30日、南シナ海の紛争回避のため法的拘束力のある「行動規範」の策定に向け、初の公式協議を9月に中国で行うことで合意した。中国とASEANが同日、発表した。
海洋権益の拡大を追求し、南シナ海問題をめぐる多国間協議に消極的だった中国が軟化、協議入りへかじを切ったことで、双方は南シナ海の緊張緩和に向け一歩前進した。協議が仮に順調に進めば、日本と中国の全面対立が続く沖縄県・尖閣諸島問題の立ち遅れが際立ちそうだ。
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