アセアンと中国 南シナ海の「行動規範」策定に向け協議へ
「紛争があっても戦争にしない」「どんな問題も平和的に解決する」のがアセアン方式。
アセアン+3、アセアン地域フォーラム、友好協力条約(TAC)と、多様な外交チャンネルを有し、外交力で勝負する。
南シナ海の紛争回避のため「宣言」から先にすすめ、課題となっていた法的拘束力のある「行動規範」の策定協議へ。協議は難航すると思うが、こうした努力の積み重ねが大事。
一方、日本は、米中韓の交流が進む中、中国、韓国と首脳会議もできない。外交能力ゼロ。
【南シナ海、9月に初の公式協議へ ASEANと中国 東京6/30】【バンダルスリブガワン共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国は30日、南シナ海の紛争回避のため法的拘束力のある「行動規範」の策定に向け、初の公式協議を9月に中国で行うことで合意した。中国とASEANが同日、発表した。
海洋権益の拡大を追求し、南シナ海問題をめぐる多国間協議に消極的だった中国が軟化、協議入りへかじを切ったことで、双方は南シナ海の緊張緩和に向け一歩前進した。協議が仮に順調に進めば、日本と中国の全面対立が続く沖縄県・尖閣諸島問題の立ち遅れが際立ちそうだ。
« 浜川ゆりこさん 日曜市で訴え | Main | 自民公約 「ブラック企業支援」か? ~ワタミ元会長公認 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 基礎控除引上げ、消費税減税…絶対額でなく負担比率の変化で見る (2024.12.09)
- 2024.11地方議員学習交流会・資料(2024.12.02)
- 所得などの「控除方針は金持ち優遇」と闘ってきた歴史(2024.11.15)
- 「立憲民主」の選挙政策を見る (2024.10.09)
- 「賃上げ・時短」政策と「人手不足」問題~ カギは、持続可能な働き方(2024.10.01)
「平和・憲法問題」カテゴリの記事
- 地方自治体へ国の指揮権 範囲曖昧、権力の暴走に歯止めなし 参院で廃案に (2024.06.02)
- 2405地方議員学習交流会・資料(2024.05.16)
- 最高裁元判事のコメント・考 ~「司法における固定観念化とジェンダー差別」克服の重要性(2024.05.04)
- 「特定利用港湾 何が問題」(2024.04.30)
- 東アジアで起きている「安全保障のジレンマ」 「安心供与」の重視を ND2402(2024.04.09)
Comments