「憲法は法令の一つ」「福島の不幸で原発やめれない」 自民幹事長代理の戦前的思考
最初のものは近代国家の原則、立憲主義を否定する「自民改憲草案」の「解説」。権力・多数はの横暴を許さず、国民の権利を守る立憲主義が理解できない思考の表明。
後者は「原発で死んだ人はいない」という高市発言と同根。まったく反省していない。、除染も賠償も遅々として進んでいない理由がそこにある。
国民を弾圧し、兵士、国民の命を消耗品のごとく扱い国策推進~ 戦前の変わらない思考の自民党
ブラック企業の横行も同じ脈絡
【「世界の潮流は原発推進」自民・細田氏 朝日 7/22】自民党の細田博之幹事長代行は22日夜、BSフジの番組で、「世界の潮流は原発推進だ。東電福島第一原発事故の不幸があるから全部やめてしまうという議論は、耐え難い苦痛を将来の日本国民に与える」と述べた。島根県選出の細田氏としては原発立地県の本音を言いたかったようだが、福島の被災者への配慮を欠くとの指摘も出そうだ。
細田氏は憲法改正についても言及。「憲法は不磨の大典ではない。法令の一つだ。日本国憲法というと立派そうだが、日本国基本法という程度のものだ」と語った。憲法98条は憲法を国の最高法規と定め、自民党の憲法改正草案でも位置づけているが、憲法軽視との批判を招きそうだ。
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