福島第1 地下水・港湾 汚染拡大 ~再稼動申請の資格なし
再稼動の最低限の前提は、安全神話から脱却し、原子力行政の信頼を回復することにある。
汚染水が増え続け、海に流出していることが容易に想像できる事態になっている。
原発を持つ電力会社は、共同で解決を図り、収束させられなければ、再稼動申請の資格はない。政府も同様。
今ある危機に対応できなくて、未来の安全などない。
【地下水セシウム濃度急上昇=福島第1、汚染拡大-東電 時事7/9】
【港湾でトリチウム濃度上昇=福島第1、事故後最高-東電 時事7/6】
【地下水セシウム濃度急上昇=福島第1、汚染拡大-東電 時事7/9】
東京電力は9日、福島第1原発の観測用井戸から8日に採取した地下水から、セシウム134が1リットル当たり9000ベクレル、セシウム137が同1万8000ベクレル検出されたと発表した。5日に同じ場所から採取した地下水と比べ、濃度は約90倍に上昇しているという。
【港湾でトリチウム濃度上昇=福島第1、事故後最高-東電 時事7/6】
東京電力は6日、福島第1原発港湾の1~4号機取水口北側で3日採取した海水から、1リットル当たり2300ベクレルのトリチウム(三重水素)を検出したと発表した。港湾内で事故後最も高い値。 同地点の1日採取分は同2200ベクレルで、上昇傾向にある。2号機タービン建屋海側の地中からは高濃度トリチウムを含む汚染水が見つかっており、海への漏出が懸念されるが、東電は「データが少なく、現時点では判断できない」としている
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