どう計算しても原発は高い 東海116円、浜岡201円/kW時
試算の概要は・・・ (→はメモ者)
・発電費 8.53円
・研究・点検費(原子力開発機構、原子力安全基盤機構、規制委員会など)1.46円
・迷惑料(自治体への交付金・核燃料税 年1600億円)0.26円
・六ヶ所村コスト 1.95円
→ ただし使用済核燃料の半分の処理19兆円が元の数字。全量とMOX燃料処理、低すぎる中間貯蔵費を実態にあわせると大島氏の試算は74兆円。7.6円となる。
・10万年の保管料 (迷惑料1箇所10億円、10箇所) 82円
→ エネ庁のコスト計算は、自治体への迷惑料を算定していない。
・事故炉の廃炉コスト(500年に1回の事故、チェルノブイリの25年19兆円で仮定) 6.2円
・賠償保険料(30キロ圏の半分の土地・家屋買取、見舞金)16円
ところで、四電の値上げ申請を見ても、原発ゼロでも燃料費増で赤字にはならない。
廃炉にともなう残存簿価の消滅、廃炉引当金不足を別の形で処理するスキーム~原発部門を分離、清算事業団などの公的所有にし原発利益共同体の責任で費用をル捻出などつくれば転換できる。
再稼働のための無駄な投資をする前に転換することが合理的。今でしょう !
« 政府交渉2013まとめ~四国・高知の願い届けて | Main | 国保・滞納差押さえ数・率 ~高知県内2011年度 »
「原発・エネルギー」カテゴリの記事
- 2030年までに温室効果ガス50%(90年比)削減以上を エネ基本計画改定への提言 気候ネット(2020.12.14)
- 平均値でだす基準地震動は過小 大飯3.4号の設置許可取り消し判決(2020.12.05)
- 原発汚染水は、高濃度有機結合型トリチウム 海洋放出で魚介類に濃縮(2020.10.20)
- 再エネだけでなく、省エネも遅れている日本 (メモ)(2020.09.29)
- 日本の「容量市場」 EUとは正反対 ~ 再エネ抑制、原発石炭温存(2020.09.29)
« 政府交渉2013まとめ~四国・高知の願い届けて | Main | 国保・滞納差押さえ数・率 ~高知県内2011年度 »
Comments