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電気料・公聴会、電力10社が会員の団体幹部が陳述

 13人の陳述人の最後に陳述した工藤芳郎氏。調べると東京に事務所のあるくらしのリサーチセンター専務理事。四国の住人でもないのに・・なぜ?
「社団法人 くらしのリサーチセンター」の会員には全国の電力会社10社含む大手企業が会員となっている(21年度の収支計算書を見ると3千万円の収入のうち1800万円が会費関係)。 
しかも、調べてみるともこの方は、今年開催された関電、九電、東北電の公聴会でも陳述人となっている。
 経済産業省のエネルギー関係の審議会の委員なども担っている。
 ようは、電力会社の意見の代弁ではないか・・・
【四国電力株式会社による電気料金値上げ申請に係る公聴会‐配付資料】
【社団法人 くらしのリサーチセンター 会員名簿】

 それを裏付けるように、発言の中にはこういうものがある・・・

「(1)公益事業としての電力事業の地域社会に果たす役割・使命
この際、電力各社はこれまでの実績に確信をもち、改むべき点は改めると共に将来における公益事業としての電力事業の社会的使命、役割、企業理念を掲げ、それを実現するために料金値上げが必要であることをアピールすることが求められる」


「(1)料金値上げは東日本大震災 自然災害に因るもので申請者に過失・社会的責任は認められず、むしろ被害者といえる。
(2)原発稼働停止は政府の「大局的判断」により断行されたもので、その責任は本来政府に求められるべきところではあるが、申請者としては燃料料増嵩費を電気料金値上げという手法により消費者に負担を求めるというものである。現行制度のもとではやむを得ざるものと思われる。」

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