食品アレルギーの増加、水道水の殺菌剤が関係?
子どもがアトピー。20年前の話だが・・・ 当時、日本人の平気で食品添加物年間4キロ摂取。単体で急性毒性の検査はあっても、長期間のもの、とくに複合した時にどんな反応がおこるか、まったくスルーされていることを問題にした。
何か利便性を手に入れると、失うものもがある。これもその1つだろう。
【食品アレルギーの増加、水道水の殺菌剤が関係か 米 CNN12/5】
我が家では、食物に気をつけ、台所洗剤もつかわないし、石鹸のみ・・・ハウスダストにも・・・という生活が続いた。除菌ブームというのには抵抗があった。衛生的にするのは大事だが、ある程度おりおいをつけて、生身の抵抗力をどうつけるかとか、また賞味期限もほとんど無視している、というか。ほとんどものが手作りだったので、五感でおかしいと思ってものは食べない、というもの。
今はかなりルーズになっているが・・・ 大事な経験であった。
【食品アレルギーの増加、水道水の殺菌剤が関係か 米 CNN12/5】(CNN) 食品アレルギーの発症者が増えているのは、飲料水や農産物の殺菌に使われる化学物質と関係があるかもしれないとする研究結果が3日の学会誌に発表された。
研究チームは米国の2211人について、水道水の殺菌剤や農産物の殺虫剤として使われる化学物質ジクロロフェノールが尿に含まれる濃度と、食品アレルギー発症者の割合を調べた。
その結果、尿のジクロロフェノール濃度が高い上位25%の人は、食品アレルギーを発症する確率が80%高いことが分かった。
魚介類やピーナツに対する食品アレルギーは大人の間でも増えているが、その過程に何が影響しているのかは分かっていないと専門家は指摘する。しかし今回の調査結果から、ジクロロフェノールが何らかの形で関係している可能性があると説明。腸内で発生して免疫を機能させる働きをしている善玉菌が、ジクロロフェノールによって変質している可能性が考えられるとしている。
農薬とアレルギーとの関係については以前から指摘されてきたが、最近になって、少量の摂取でも健康に影響が出ることが分かってきたという。
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