自民党・公約 戦前の「日本を取り戻す」か!
さすが戦前の社会を「美しい国」という安倍総裁。
自民党の「日本を取り戻す」のスローガン。戦前の軍国主義国家を「とりもどす」というが本当の意味だろう。
・国防軍の創設、集団的自衛権の行使~海外で戦争ができる国づくりを進める。
・日銀法の改定、「次元の違う規制緩和」~侵略戦争を財政的に支えたのが赤字国債の日銀引き受け。その反省から原則禁止に。が、安倍総裁は「赤字国債の日銀引き受けで大規模な公共工事」と発言。
・教育委員会を首長直轄に。教科書検定の「近隣国条項削除」 ~ 教育が戦争推進の道具とされた歴史から生まれた教育の「独立性」(ずいぶん形骸化されてきたが)。それを完全になくし、「自存自衛のための戦争」「アジア解放の戦争」という「靖国史観」の教科書で「愛国」教育を推進。
ところで、自民党は、自主憲法制定というが、現憲法は、世界と日本の平和・民主主義の声を反映し、ポツダム宣言を基本につくられたもの。
つきつめていくと・・・、ポツダム宣言も押し付けられたもの、廃棄する・・と言い出すのだろうか。
「ポツダム宣言」より
・日本を世界征服へと導いた勢力を除去する。
・.カイロ宣言の条項は履行されるべき。又日本国の主権は本州、北海道、九州及び四国ならびに吾等の決定する諸小島に限られなければならない。
・日本軍は武装解除された後、各自の家庭に帰り平和・生産的に生活出来る。
・.日本人を民族として奴隷化しまた日本国民を滅亡させようとするものではない。一切の戦争犯罪人は処罰されること。民主主義的傾向の復活を強化すること。言論、宗教及び思想の自由並びに基本的人権の尊重は確立されること。
・日本は経済復興し、課された賠償の義務を履行するための生産手段のみを保有出来る。戦争と再軍備のためのそれは認められない。
・.日本国国民が自由に表明した意志による平和的傾向の責任ある政府の樹立。これが確認されたら占領は解かれる。
« 今更だが…「尖閣問題。どちらの肩も持たず…米大統領」 | Main | 2013年度予算要望 「TPP、非常に懸念」と知事 »
「選挙・政党」カテゴリの記事
- 「立憲民主」の選挙政策を見る (2024.10.09)
- 24総選挙~前回の共闘の到達点をリアルに見、大切にする(2024.09.26)
- ダイバーシティ&インクルージョン 組織のアップデート(2024.08.11)
- 「空白の90年代」考~前進を目指して(2024.08.08)
- 日本のジェンダー平等を考える ~家族モデル、政治、教育、賃金格差、DV(メモ)(2024.05.05)
« 今更だが…「尖閣問題。どちらの肩も持たず…米大統領」 | Main | 2013年度予算要望 「TPP、非常に懸念」と知事 »
Comments