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「どこが収束」 高線量、汚染水 福島原発公開

 福島原発の公開。1年7ヶ月たったが、燃料プールフロアに立ち入ることもできない高線量。増え続ける汚染水・・・ 産経ですら「どこをもって事故収束といえるのか」と書いている。
 再稼働、原発輸出の前に、再度、事故の現実と向き合うべき。
【福島第1原発:後始末の困難さ印象づけ 報道関係者に公開 毎日10/13】【増え続ける汚染水 新たな対策計画も…見えぬ解決 福島第1原発公開 産経10/13】【放射線量10シーベルト、緊張感走る報道陣 福島第1原発公開ルポ 産経10/12】【汚染水との奮闘今なお 福島第一 東京10/13】

【福島第1原発:後始末の困難さ印象づけ 報道関係者に公開 毎日10/13】

 東京電力は12日、事故収束作業が続く福島第1原発(福島県双葉町、大熊町)を報道関係者に公開した。4号機の使用済み燃料プールでは核燃料の取り出しに向けてフロアのがれきの撤去がほぼ終了した一方で、放射線量が高い1〜3号機は燃料プールフロアに作業員が立ち入ることもできていない。事故から1年7カ月がたってなお、後始末の困難さを印象づけた。
 報道陣への公開は、海外メディアだけを対象としたものも含め5回目で、今回は45人が参加。バスに乗り込み約3時間半かけて構内を回り、2カ所で計25分間、車外での取材が認められた。
 4号機から数十メートルの地点では、移動式の作業台に乗った5人の作業員が、外壁から飛び出した鉄骨を切断する作業に当たっていた。韓国メディアから「作業が進んでいないように見えるが」と聞かれ、高橋毅所長は「安全確保を最優先に慎重に作業を進めている」と説明した。
 取材ルートで最も放射線量が高かったのは、4号機の海側で毎時1000マイクロシーベルト。この日の取材を通した記者の積算被ばく線量は57マイクロシーベルトだった。


【増え続ける汚染水 新たな対策計画も…見えぬ解決 福島第1原発公開 産経10/13】

 福島第1原発の現場公開では、年内にも投入が予定されている汚染水を処理するための「多核種除去装置(アルプス)」が初披露されたほか、原子炉建屋への地下水流入を減らすことが期待される井戸の設置場所なども公開された。いずれも汚染水を減らす対策として期待されているが、問題を根本的に解決するほどの効果は見込めない。昨年末に冷温停止状態を達成して以降も、増え続ける汚染水の問題は、関係者の頭を悩ませている。

 炉心溶融(メルトダウン)事故を起こした1~3号機は、溶けた燃料が熱を発し続けているため、水をかけて冷やし続ける必要がある。そのため、各号機には毎時約5~7トンの水を注水しているが、圧力容器や格納容器には穴があいており、原子炉建屋などに汚染水として漏れ出している。

 この汚染水に、大量の地下水が原子炉建屋内に流入して混ざるため、汚染水が増加を続けている。流入量を減らすため、東電は地下水の上流にあたる建屋西側に深さ20~25メートルの井戸を12本掘り、建屋に入る前に地下水をくみ上げ、水質検査後に海へ放流する計画を立てている。ただ、海洋放出には地元の住民や自治体、漁協の理解を得る必要があり、難航する可能性もある。

タンクにたまる汚染水の量を減らすことが期待されているのが、年内に本格運用に入る予定の「アルプス」だ。現在は「サリー」という装置で汚染水を処理しているが、サリーはセシウムしか取り除くことができない。これに対し、新たに導入されるアルプスはストロンチウムやテクネチウムなど62種類もの放射性物質が除去できる。

 ただ、たとえ浄化処理したとしても、汚染水だった水を海洋放出することに対しては反発が根強い。実際、東電は昨年12月に低濃度汚染水を浄化して海洋放出する計画を示したが、地元漁協の猛反発を受けて撤回した経緯がある。そのため、アルプスで処理した水を、どう処分するかについては東電は「未定」と明言を避けている。


【放射線量10シーベルト、緊張感走る報道陣 福島第1原発公開ルポ 産経10/12】

秋晴れの突き抜けるような青空とは対照的に、東京電力福島第1原発はいまだ過酷な環境にさらされていた。12日実施された4回目となる報道陣への公開。敷地内で最も高い放射線量が記録された場所付近まで初めて近づくことが許された。作業員すら立ち入れない場所で、廃炉作業の大きな障害となっている。(天野健作)
 急にバスがぐんと車速を上げた。昨年8月、毎時10シーベルト以上の高い放射線量を記録した地点に近づいた。「800です」。車内の東電担当者が放射線量が毎時800マイクロシーベルトになったことを告げた。報道陣に緊張感が走った。原発構内に入った直後は同7.5マイクロシーベルトだったので、バスで通り過ぎただけで、放射線量は100倍以上に跳ね上がった計算になる。
 10シーベルトを記録したのは1号機と2号機の原子炉建屋の間にある排気筒の部分だ。外で1時間浴び続けると、高い確率で死亡する線量だ。バスから外に出られるわけもなく、赤い字で「立入禁止」と記された旗が見えただけだった。
 今回、外に出て取材が許されたのは、水素爆発によって大きく損壊した4号機の原子炉建屋付近と、新しく設置された汚染水処理のための「多核種除去装置(アルプス)」の2カ所。

 外気の温度は約25度だが、白い防護服に全面マスクを着用しているので、脇や額からじわりと汗が出て、ゴーグルが曇るほど暑い。真夏の作業がどれだけ大変だったかが分かる。
 4号機のがれきの撤去はほぼ終わり、高さ25メートルの建屋の天井付近では、むき出しになった鉄筋を切り取る作業員の姿が見えた。地面には8月に取り出したという、直径約10メートルの黄色い格納容器のふたが存在感を放っていた。
 福島第1原発では現在も、約3千人が高い放射線量に気を配りながら、作業に当たっている。しかし、炉心溶融(メルトダウン)を起こした1~3号機では、いまだに建屋内での作業は困難で、原子炉内の状況を十分につかめていない。
 窓を鉛で覆った免震重要棟で取材に応じた高橋毅(たけし)所長(55)は「状況を把握するにしても、準備を慎重に進めなければならない」と話した。
 政府は昨年12月に「事故収束宣言」を出している。まもなく収束から1年を迎えることになるが、どこをもって事故収束といえるのか、と感じた。


【汚染水との奮闘今なお 福島第一 東京10/13】

 東京電力は十二日、福島第一原発を報道陣に公開した。敷地内は高濃度汚染水を処理した水をためるタンクがびっしり。流入する地下水対策として、地下水位を下げるための井戸やセシウム以外も除去できる新たな装置の設置を進めていたが、稼働時期は未定。現場は「水との戦い」であることをあらためて実感した。
 報道陣を乗せたバスが作業拠点の免震重要棟を出発。道路脇にホースが野ざらしで置かれていた。
 地下水対策の試験井戸近くで降車した。地面が乾いていたので、水の位置を尋ねると、案内役は「はっきりとは分からない。だから原発の上流に横一列に井戸を掘る」と話した。
 新たな除去装置は、完成間近だった。高さ一~三メートルほどの容器が並ぶ。処理した水は、敷地にまくなどしてタンクの空き容量を確保する。だが、いつ動くかは「分からない」という。案内役は「タンクはもっと増設できる」と力説したが、見回しても敷地の余裕は少ない。
 一方、建屋周辺のがれきはかなり片付いていたが、3号機の海側では毎時一ミリシーベルト、昨年八月に同一万ミリシーベルト超が計測された1、2号機の排気筒横では〇・八ミリシーベルトを計測。バスは速度を上げ走り抜けた。
 記者の被ばく量は〇・〇五二ミリシーベルトだった。

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