脱原発を「アツモノに懲りてナマスをふく」「短絡的政策」 ~原子燃料政策研究会 中谷・山本自民議員が理事
たびたび高知でおこった高レベル放射性廃棄物処分場誘致の動きに、自民党国会議員の影響があったのだが・・・ 中谷元、山本有二の両衆院議員は、ひきつづき原子燃料政策研究会理事をつとめ続けている。前知事だけでなく、現知事も、処分場誘致に反対しているのだが・・・
同研究会の2012年度事業計画は“羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」ようなエネルギー政策策定であってはならない”と原発ゼロを求める国民の声、意識をバカにしているとしか思えない。
四国では役員は、この2人だけ。伊方再稼働のけん引役?!
・自己紹介文・・・
「社団法人・原子燃料政策研究会は、地球環境に優しく、エネルギーの安定供給に欠くことのできない原子力の平和利用、そのための原子燃料リサイクルの確立のために設立された公益法人です。
研究会では、唯一の被爆国である日本として、核兵器を地球から廃絶するためにも、プルトニウムの平和利用を積極的に進めるべきであると考え、活動を続けています。」
・2012度事業計画
「今回の大事故を乗り越えて、より安全性の高い原子力発電の利用を図る責務がある。一時的に「羹に懲りて膾を吹く」ようなエネルギー政策策定であってはならないし、国のエネルギー政策がそのような短絡的な政策にならないよう注視する必要がある。」
「国の原子力発電所の安全対策の進捗状況を見守りつつ、わが国の原子力政策、エネルギー政策の見直しについて、単に原子力利用を否定するのではなく、むしろ一層の安全対策の充実と、前向きな利用促進を図るよう、政府に対して積極的に働きかける。また、世界各国の政府に対しても化石燃料の利用抑制と地球温暖化防止のために、原子力平和利用に関する理解促進を働きかけることとする。」
・会 長
西澤 潤一 上智学院顧問・上智大学特任教授、首都大学東京名誉学長
・副会長
津島 雄二 (青森1区) 大蔵省出身 元自民党衆院議員(元厚生相)
・理事
今井 隆吉 外務省出身(元メキシコ大使、国連ジュネーブ軍縮会議大使)
江渡 聡徳 (青森2区)自民党衆議
大島 理森 (青森3区)自民党衆議(元文部、農水相他)
木村 太郎 (青森4区)自民党衆議
後藤 茂 (兵庫4区)元社会党衆議 1996年民主党から出馬し落選
田名部匡省 (青森1区)元自民党衆議(元農水相)元民主党参議
中谷 元 (高知2区)防衛庁出身 自民党衆議(元防衛庁長官)
鳩山 邦夫 (福岡3区)衆議(元閣僚)
山本 有二 (高知3区)自民党衆議(元特命大臣)
・監 事 浅野 修一
・公認会計士
下山 俊次・元核物質管理学会・日本支部会長
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