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「逃げる」徹底で被害大幅減 8/29南海地震・被害想定

8月29日に内閣府が、「発生確率は極めて低いが最大クラス」の南海トラフの巨大地震による津波高・浸水域等(第二次報告)及び被害想定(第一次報告)を発表。
【8月29日内閣府公表を受けた高知県の対応及び津波浸水予測について】
【南海トラフ巨大地震による津波高・浸水域等及び被害想定の公表を受けた高知県の対応】  
私なりの特徴の整理と感想・・

(1)津波高・浸水域
 50mメッシュから10mメッシュになっているが、3月の発表とほとんど変化なし。
 今回は、堤防が一定機能(3分間等)する想定なので、浸水域が減少している地域がある(例えば高知市の高須。だだし、液状化による堤防への影響は、考慮してないので注意必要)

 5月の発表内容
【高知県・市 津波浸水予測・標高図2012/5】

(2)被害想定は、地震・津波とも最悪ケースを土台に
 ①冬の深夜 ②冬の夕方(火の使用が多)③夏の昼間 と、①風速が平均 ②風速8m(火事の類焼加速)という計6パターンの被害想定を出している。

 最悪パターンで、全壊・消失棟数23万9千棟(冬・夕方) 死者4万9千人(冬・深夜)

(3)「逃げる」対策徹底の重要さを示した点(死亡者数の大幅減)
・早期避難確立・低 42000人
・避難開始迅速化  13800人
・避難開始迅速化+津波避難ビル有効活用 12200人
・避難開始迅速化+津波避難ビル有効活用 +住宅耐震化100% 6600人
→ さらに対策を強化・・・となっている。

 「逃げる」対策の徹底で、大きく被害が減少することを明らかにし、対策の方向性を明確にしめしたことが重要である。
(死亡者数が4万9千人でないのは、地震の発生場所が最も北の最悪ケースでなく、基本ケースが試算のもととなっているため)

 7月には中央防災会議が「当面の取り組み」について発表している。
【南海トラフ巨大地震対策(中間報告)~ 当面取り組むべき対策2012/7】

レベル2「発生頻度は極めて低いが最大クラス」のケースとレベル1「発生頻度がより高いが最大でない」ケースに分けて、①を視野に入れつつ、1.2に共通する「逃げる」対策の加速化などをしめしていた。
 
 公共事業は、高度成長期に建設した社会資本の老朽化で、維持・補修・改修が中心となっていく。
 そのことを前提に、防災事業にどれだけ力を集中するか・・・ 右肩上がりの発想の都市計画などの無駄はないか。
 防災事業の進展と復旧を支えるマンパワーの確保、今の命・暮らしを支える施策(それは防災の前提と言える)の充実・・・自治体の財政の使い方を見直す必要がある。

 また防災をかんがえても、原発ゼロ、地域分散型の自然エネルギーの推進は重要である。

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