原発相の福井入り延期。「限定的」への姿勢問われる
2日に予定していた細野原発相の福井県へ派遣を延期。再稼働の時期が不透明になる可能性がある、とのこと。
関西広域連合の言う「暫定的」「限定的」に、福井知事が難色を示していることから。“夏場の電力逼迫”を脅しに使ってきた政府。早速、その姿勢が問われることになった。
【原発相の福井派遣を延期 再稼働時期は不透明に 共同6/1】
【原発相の福井派遣を延期 再稼働時期は不透明に 共同6/1】政府は1日、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に向けた安全規制体制の強化策を説明するため、2日で調整していた細野豪志原発事故担当相の福井県への派遣を延期した。大阪市の橋下徹市長が求める期間限定の再稼働などに対する政府の対応が定まっていないとして、福井県の西川一誠知事が難色を示したためとみられる。
冷房で電力需要が急増する夏までにフル稼働させるには、ぎりぎりのタイミングを迎えているが、政府の思惑通りに手続きが進まないことで、再稼働の時期が不透明になる可能性がある。
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