消費税増税 反対増加~メディアスクラムの中でも
閣議決定の翌日3/31の主要紙の社説・・・毎日「民・自合意に全力挙げよ」、朝日「税制改革の法案提出―やはり消費増税は必要だ」、読売「消費税法案提出 首相は審議入りへ環境整えよ」、産経「与野党で修正し成立図れ」日経「首相はぶれずに進め」
こうした増税メディアスクラムの中でも「反対」の声が広がっている。
毎日新聞の調査(3/31、4/1)「消費増税、反対依然6割」。
産経新聞、フジニュースの世論調査(3/24.25)では、
・消費税増税の今国会成立
59・1%「させるべきではない」、「させるべき」(38・2%)。/と21ポイント差
・2015度までに10%へ引き上げ
反対が前回調査(2月11、12日)から3・5ポイント増の52・4%、
賛成は0・3ポイント減の43・2%だった。 / と、9ポイント差
この「今国会」と「2015年まで」の差に、「増税されたらやっていけない」という生活実感と「財政が心配」「しかたがないのでは」という「国民の模索」が現れていると思う。
そこに、党の「提言」の役割がある。提言を使った懇談で、(以下、「赤旗」より)、経済、社会のあり方をめぐる新たな対話が広がっている。
・山梨県医師会長「大企業にはいろんな優遇制度で税金を少なくさせている。富裕層への減税もそのままにして庶民に増税はおかしい。消費税を増税すれば(国民は)かえって財布のひもを固くしてしまいます」と話しました。
・日本商工連盟大阪地区代表世話人(サンリット産業会長)は、消費税増税には「日本の経済の姿が変わる危険がある」。「提言」は「経営者は必読する必要がある」
ところで、冒頭のメディアスクラム・・・ 例えば読売新聞社社外監査役に、2010年12月、 前財務事務次官・丹呉泰健氏、前経団連会長・御手洗冨士夫が就任している。
権力を監視するという位置からは程遠い体質の現われである。
(なお、地方紙は、がんばっているものも少なくない。東京新聞は社会保障という「所得の再配分」に消費税は相応しくない。所得税、法人税のなど累進性の強化などに触れている)
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