復興予算? 自衛隊機を前倒し購入440億円
来年度の刻の予算は、一般会計と復興特会の二本立てになっているのが特徴である。復興財源は、所得税(納付額2.1%上乗せ、25年)、住民税(10年、年千円)で8.1兆円の増税である。
ところがその復興特会に、自衛隊の輸送機を予定より前倒しで買い替える予算(8機440億円)がもぐりこんでいる。通常の予算で対応すべき話。いっぽう要望の強い仮設住宅の風呂の追い炊き機能設置150-200億円は見送り。復興も原発事故の賠償と進まない理由がよくわかる。
【復興予算で自衛隊機を購入――「悪乗りだ」と政府を批判 佐々木憲昭3/6】
なお、復興財源は、同時に実施される法人税の恒久減税で吹っ飛ぶ。税金の集め方も使い方も本当にひどい話。
【復興予算で自衛隊機を購入――「悪乗りだ」と政府を批判 佐々木憲昭3/6】 衆院財務金融委員会で、庶民に増税を押し付けて確保した復興財源を、自衛隊の輸送機購入に充てている問題をただしました。私は、仮設住宅で暮らす被災者が「暖かいお風呂に入りたい」と昨夏から追い炊き機能の付いた風呂を設置するよう要望していたいたのに、政府が設置しなかったことは「きわめて無神経だ」と批判しました。
その一方で、復興財源を使って自衛隊の輸送機を予定より前倒しでこっそり買い替える(8機440億円)予算をもぐりこませていることを取り上げ、「復興特別会計に入れること自体おかしい」と指摘しました。安住淳財務省は「防衛相が予算要求してきた」と述べるだけで理由を一切説明しませんでした。
私は「復興のためのお金を利用するなど、とんでもない、悪乗りだ」と厳しく批判しました。
約5万戸の仮設住宅に追い炊き機能を取り付ける改修費用が150億円から200億円程度であることが答弁で明らかになりました。
私は、「C2を1機やめれば財源は出てくる」と指摘しました。
ところが、五十嵐文彦財務副相は「いろいろ検討されたようだが難しい」と答弁しましたので、私は、「被災者の声に応えず復興財源で自衛隊の輸送機を大量に買うなど許すことはできない」と強調しました。
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