9.19さよなら原発集会と報道
ノーベル賞受賞者の大江健三郎氏、世界的ミュージシャンの坂本龍一氏などがよびかけた原発ゼロへの集会。労組などの違いも超えて共同し、いわゆる「既存組織」が前に立たず、無党派市民と共同した6万人集会。
マスコミはどう報じたか。読売と日経はベタ記事。朝日総合版はなし。毎日と地元紙は、一面と社会面で報道したが、マスコミがいかに巨大な情報操作しているか、そのことを学ぶよい機会である。
これまでも「政治改革」と言って小選挙区制と政党助成金導入、「国際貢献」と言って米軍支援、「郵政選挙」「政権交代」など二大政党づくりのキャンペーンなどに加担し、九条の会など国民的な運動を無視し、共産党排除をおこなってきたが・・・
今回の原発ゼロの集会をまともに報道しないことで、その政治的本質がいよいよ多くの国民にわかりやすくなった。
アラブの春につづいて、日本の春を。
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