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泉南市プール死亡事故 市と業者の主張に違い!

 事故当時、1人しかいない監視員がロッカーの修理で不在。監視員が誰もいなかった。業者側が、委託費が安すぎて人を構えられないと、報告していたという。命に対する軽さ。【学校プールで小1水死、周辺に監視員不在…大阪 読売8/3】
 その「報告」に対し、業者と市教委の主張が違っている、そのこと。同市の大森和夫議員はこう報告している。

 教育委員会の質疑の模様。
“業者は、「監視員の不足は5年前から常態化している。市の委託料が安いため、十分なアルバイト料が出せずに、監視員が集まらなかった。このことは、教育委員会のプールの担当者に伝えてきた。
プールの一般開放を中止するという話もなく、監視員不足は、教育委員会も黙認していると思っていた」と述べました。
一方、教育委員会の幹部は、「委託料が安いため、監視員の不足する、という報告は受けていない。業者から報告を受けたという担当者に確認し、新たに報告する」と述べました。 ”

 予見可能性から言って<、交通事故にたとえるなら、“危険「委託」致死罪というべき内容。

 あとで気がついたが、ふじみ野プール事故と同じ日の悲劇。全国で様々事例が出ているのに、「安かろう、悪かろう」を承知で、推進した当局の責任は重大。地方自治体の役割は何か!

 地方自治法には、「福祉の増進」とある。3.11を契機に、公務の役割をしっかりさせる、その方向での見直しの必要を感じる。

【学校プールで小1水死、周辺に監視員不在…大阪 読売8/3】  大阪府泉南市立砂川小学校のプールで7月31日、同小1年生(7。名前は伏せました)が溺れて死亡する事故があり、市教委から監視などを委託されていた同市のビル管理会社「ダイショウコーポレーション」の南寿典社長(35)が3日、記者会見し、プール周辺に監視員がいなかったことを明らかにした。  南社長や市教委によると、市は同社と計8人で監視業務を行う契約をしていたが、同社は事故当日、6人で業務を開始。25メートルプールには本来は4人のところを1人しか配置せず、その1人がロッカーのカギを修理するために管理室に行っていた間に、保苅君が溺れたという。管理室には当時、ほかに4人がおり、さらに1人が別の小プール周辺にいた。

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