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高知県党 震災ボランティアin南相馬

 日本共産党高知県委員会(℡824-1155)は、この間、6次にわたる救援ボランティア隊を福島県に派遣してきました。また救援物資も届けてきました。
 その活動の一端をご報告するとともに、ボランティア登録、救援・ボランティア派遣募金、物資提供いっそうのご支援ご協力をお願いします。

◆ 津波の破壊力に絶句  ―南海地震への備えに本腰を
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 参加者が共通して感じたのは津波のすさまじさ、その破壊力です。いまもなお各地に漁船が横たわり、家の土台だけが取り残された広大な土地に絶句しました。現地に行ってはじめて実感がわきました。「来るべき南海大地震への備えに真剣に向き合わねば、と感じさせられました」(Aさん)。

◆ 放射能の恐怖を実感   ―原発と人類は共存できない
 「妻と子どもたち、母親とちりぢりばらばらに。もう生きていく意味がない。東電がにくい」-福島原発から3キロ地点に自宅があった大熊町の方のお話です。また、相馬市のある地域に聞き取りに入った一行は「妻が里に帰り、酪農の展望がなくなり自殺した」という悲劇もお聞きしました。人類と原発はけっして共存できないことを実感しました。

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◆ 給食センターと提携  ―子どもたちに安全な食材を提供
 放射能汚染は大丈夫か―福島県民のもっとも大きな不安です。南相馬市の学校給食センターと連携するとともに、その時々に必要な食材をできるかぎり集めて被災者に提供しています。いままでにダイコン、ニンジンなどの根菜類、小夏などの果実、鰹の粗削り節、食器類・日用品などを届けたいへん喜ばれています。9月初旬にはカボチャ350キロを送る「カボチャプロジェクト」を進めています。

◆「こんな所にまで来てくれて」--南相馬市の被災者の声
 「他の党の人や議員はいっぺんも見えてないのにわざわざ高知から来てくれて話を聞いてくれるなんて」-被災Img_0812


者の訪問のなかで必ず聞かれる声です。お聞きした要望をまとめ、南相馬市に要望書として提出(6月)、「私たちが手の届かないところの声を聞いていただきありがたい」と副市長から謝意が寄せられました。

◆現地の活動と連帯 ―高知の支援が激励に
 現地の党組織は自らも被災しながら復興にむけ住民とともに力強く歩み始めています。遠く高知からの救援活動は、なによりもその現地の党や後援会員を励まし、勇気づけています。
 「国民の苦難の軽減のために働く」というのが日本共産党の原点です。

【ボランティア "アラカルト"】
Q、費用は?―ガソリン、高速料金、宿泊代は党組織が支給します。

Q、何日間位?-往復で2日、中4日程度、合計一週間程度を基本に。状況に応じて日程は調整可能です。

Q、移動は?-車で乗り合わせていきます。一人では遠く、疲労と緊張、危険も伴いますから、必ず集団で参加するようにします。

Q、作業は?-泥だし、瓦礫処理などの力仕事とともに、仮設住宅や借り上げ住宅に入っている被災者のみなさんから要望を聞く、物資をお届けする、また、お話しを聞いて心のケアをおこなう、また現地の党がとりくむ署名や宣伝、被災者の願い実現の行動に協力します。

◆ボランティア登録と救援ボランティア派遣募金に御協力ください
 ボランティア派遣には、高速道路、ガソリン、宿泊などたくさんの費用がかかります。どうぞ派遣募金に御協力ください。
(なお、青年ボランティア隊は、南相馬は放射線量が高いことから、岩手県、宮城県に行っています。)

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