仲間・会社との「絆」がカギ メンタルヘルス研究所
日本生産性本部メンタルヘルス研究所のレポート。“仲間や会社との「絆」がメンタルヘルスに寄与”としているが、“上司と家族という、誰と特定できる対象ではなく、「仲間」や「企業体」といった抽象度の高い集団と「絆」が結ばれているとき、メンタルヘルス向上への貢献が大きくなる。”という点が興味深い。
【2011 年版 『産業人メンタルヘルス白書』8/26 日本生産性本部】
それは目標の共有と個人としての役割、その目標が社会的貢献とか社会的価値の高い集団との「絆」ということではないだろうか。
同本部が07年に「自治体職場のアンケート調査」を行っている。
増加の原因として、仕事量がかなり増加するとともに「職場の助け合いやコミュニケーションの減少」をあげているが・・・その解決方法として
「今後の自治体行政のあり方をどういう方向で地域住民とともにつくりあげていくのか、そのビジョンを全員でしっかり共有していくこと、組織内外の人とのつながりの構築と、それを含めた意味での1人ひとりの働きがいに焦点をあてた風土づくりをいかに進めていくかが喫緊の課題である」としている。
ここには住民自治のもとで、住民の福祉の増進に勤める公務職場の当たり前の姿がかかれている。その自治体の一員としての「絆」ということではないか。
マニフェスト至上主義、職員を単なるその実行部隊とするやり方、住民を「顧客」とする運営、目先の成果で追い立てる「成績主義」などなど、一連の自治体「構造改革」と対極の姿である。
今回のレポートにも“震災復興を契機に「絆」の深化を期待”とあるが、住民を主人公に現場の職員がいったいとなってがんばれる復興のあり方、上からの押し付けでないあり方が大事であろう。
成果主義賃金については、中小企業家同友会にコラムが載っている。
【成果主義の1つの「決算」 成果主義と企業業績、健康問題 8/15】
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