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震災救済と劣等処遇の克服

 4つのプレートがぶつかり合って形勢された日本。いつ、どこで天災にみまわれるかもしれない。東北の住民の救済、復旧支援を、憲法13条、25条にもとづきどう高めるかは、「私たちのこと」でもある。
 「哀れみ」でなく、権利としてどう前進させるか、極めて深いテーマと思っている。

 日本の社会福祉の思想には、劣等処遇の法則がある。
 もともとは、イギリスの1834の救貧法改正で、「救済対象となる貧困者の生活水準は,労働して自活する最下層の労働者の生活よりも劣った、低いものでなければならない」とし、スティグマ感を一体で救貧事業の削減を狙う目的で導入された考えである。

  子どもの貧困に取り組んでいる浅井春夫氏は、貧困による文化や教育機会の喪失、また虐待など負を背負ってきた子どもには、そのえぐられた部分を積極的に補填する施策が必要で、「劣等処遇」の今の施策は、実体にあってないと、指摘している。

 精神的、肉体的、財政的にも・・大きく人生を「えぐられた」被災者に対し、せめて「マイナスからでなくゼロ」からという、積極的に補填することが必要だし、それは、あらたな社会のルールをつくることになる。


  阪神大震災で、住宅損壊への支援をもとめた運動が、その時には実らなかったが、後に300万円までの支援として結実した。

 かわいそうだから支援しなければならないが、私たちより厚遇するのは許さない・・・という一部の空気を克服し、「哀れみ」から「人権」にどう昇華するか・・・ これは別の側面の大きなテーマと思う。

 「超左翼おじさんの挑戦」で紹介された、蓮池さん、伊勢崎さんが運動の先頭にたってきて感じた問題意識と重なるテーマと思う。
【私が愛した東京電力・3 】
 
「情けは人のためならず」 

四半世紀前後には確実に、東北と同じ状況になる高知の発想かもしれないが・・・

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