「部落解放同盟」の本性…松本復興相辞任へ
「糾弾会」など恫喝、暴力行為で行政に介入し、利権をあさってきた部落解放同盟の元副委員長、幹部らしい発言であった。
「部落民以外はすべて差別者」「足を踏まれた者にしか、その痛みはわからない」を「理論」にしており、被災地住民であっても「差別者」「足を踏んだ側」のあつまりなのである。
一連の言動は、「部落解放同盟」の本質が出たものであろう。
【松本龍震災復興担当相の発言要旨(3~4日)産経7/5】
橋本大二郎元高知県知事がツイートとしている。
「松本さんの発言、あれが、菅さんを陥れるための、自爆テロでないのなら、知事会としても、黙っていてはいけないぞ、僕は、16年間知事をしている間に、中央官庁の官僚や、大臣をはじめとする政治家に、数え切れないほど陳情をしたが、あんな無礼な対応を受けたことはない」
国に先駆けて、同和行政を終結、部落解放同盟の介入を排除した元知事の発現だけに、興味深い。
西日本の地方自治体は、この機に、解同の横暴と決別してほしい。また、国会審議は、政局がらみの構想でなく、震災救済・復興のまともな議論をしてほしい。
【松本龍震災復興担当相の発言要旨(3~4日)産経7/5】松本龍震災復興担当相が3日に岩手県の達増拓也知事と宮城県の村井嘉浩知事に対して行った発言と、4日に首相官邸で行った説明および記者会見の要旨は次の通り。
【岩手県】
(私は)九州の人間だから東北の何市がどこの県か分からない。(仮設住宅について話す知事を遮り)本当は、仮設はあなたがたの仕事だ。次の恒久住宅のようなものをわれわれは構想する。そこでみんなどんな知恵を出せるか。
震災の発生から3カ月以上もたって、国が市町村に寄り添うことは(これまで)なかった。私はボーッとしていたけど大丈夫だった。みんなでやってくれた。私は被災地行脚に行こうと思っている。
あれが欲しいこれが欲しいはだめだぞ、知恵を出せということだ。知恵を出したところは助け、出さないやつは助けない。それぐらいの気持ちを持って。【宮城県】
政府に甘えるところは甘えていい。こっちも突き放すところは突き放す。そのくらいの覚悟でやっていこう。県で(漁港再編問題の)コンセンサスを得ろよ。そうしないとわれわれは何もしないぞ。ちゃんとやれ。
(応接室で待たされたことについて)お客さんが来るときは、自分が入ってからお客さんを呼べ。長幼の序が分かっている自衛隊(村井知事がかつて所属していた)ならやるぞ。今の部分はオフレコな。書いた社はこれで終わりだから。
【4日の首相官邸での説明】
(発言の真意を首相に説明する考えは)ない。問題はなかったと思う。
はっきり言いましょうか。僕は呼ばれて(応接室に)入ったのに3、4分出てこなかった。だから怒ったんです。九州の人間は、本人が(部屋の中に)いてお客さんを招きますよ。出てきて何も言わなかったからそういう行儀の悪さというか、長幼の序とかをわきまえたほうがいいと話しました。映像を見てください。おかしかったらおかしいといってください。【4日の記者会見】
言葉足らずだったり、私は九州の人間ですけん、ちょっと語気が荒かったりして、結果として被災者の皆さんを傷つけたということであればおわび申し上げたい。
発災以来、ずっと東北の問題に関わり、福島、岩手、宮城に行き、すべての市町村の名前を知っています。知らないわけがありません。九州からみれば東北は広いなあという思いがあって。しっかり取り組むという意味で言ったのですけど、曲解されたというふうに思います、はい。
私も博多の人間やけんね、語気が荒かったりした。ですけど、相手が知事ですから。市町村、被災者との話ではこういうことは申し上げないし、真剣にコンセンサスを得ていただきたい、さまざまなことで住民合意していただきたいということを申し上げたということに尽きます。
私はちょっとB型で短絡的なところがあって、私の本意が伝わらない部分があることはさっき女房からも電話がありましたし、反省しなければならないと思っています。このまま、まっすぐ前を向いて復興にあたっていきます。(サングラスをしていないのは)忘れた。
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