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原発「安価」神話のウソ 東洋経済

 安全神話に続いて、「安価」神話も崩れ始めている、と東洋経済の記事。
 立命大の大島教授の有価証券報告書にもとづき、開発単価と立地単価を含めて計算を紹介し「1kW時の総コストは、揚水を含む原子力12・23円、火力9・9円、水力3・98円。原子力発電は、最も割高な発電だったことになる。神話は虚構だった。」
 そして、バックエンドコストが不当に安くされている。18兆円ではなく実は74兆円にもなると。さらに賠償費用がない。
【原発「安価」神話のウソ、強弁と楽観で作り上げた虚構、今や経済合理性はゼロ  東洋経済06/21】

 さらに、13ヶ月の定期検査で停止し、その再稼動が、住民の意見、声によって左右される・・・こんな安定供給にほどとおいシステムは、経済活動にとっても有害である。


バックエンドコストの過小について

①再処理工場の費用11兆円としていいるが、43年までに発生すると見積もられている使用済み燃料約6・4万トンの半分しか処理する能力を持ち合わせていないので

 倍の22兆円が必要。

 リサイクル燃料であるMOX燃料も燃やし終えれば当然、使用済み燃料が出るが、その最終処理が試算からと抜け落ちている

②使用済みMOX燃料の再処理費用(組成がウラン燃料と違うので)で、同じく11兆円

 しかもこれは稼働率を100%が前提。フランス・アレバのラ・アーグ工場56%、英国セラフィールド工場4%(各07年)であり、よく見積もっても7割。として 22兆円+11兆円/0.7=47兆円

③高レベル放射性廃棄物の処分に関する費用 
・政府 固化体1本のコスト3530万円で2.55兆円。
・大島教授の電気事業連合会の資料からの計算  1本の貯蔵費用 約1億2300万円と3.5倍
 全量再処理ベースで計算すると、 2・55兆円×3・5×2 =約17・8兆円。

④他のバックエンドコスト4.5億円も、全量処理で倍の9億円
計74兆円。

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