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南海地震と「深層崩壊」

 東日本大震災をうけて、南海大震災の対策が大きく見直しされようとしている。
 津波対策の強化は当然だが、岡村真・高知大教授は、過去の南海地震は冬場に発生しており、今度も冬場とはかぎらない、雨の多い夏場に起これば、山がゆすられており、大規模な斜面崩壊が起こると指摘する。
 四国の中心部は、第四期の隆起量が多く「深層崩壊」の危険度が高い。国土交通省の資料では、県土のうち「特に高い」24%、「高い」57%、長野の「特に高い」48%、「高い」12%とならんで、全国で最も危険度が高い。
国土交通省 深層崩壊
深層崩壊推定頻度マップ
深層崩壊の発生分布

「2009年8月、深層崩壊により台湾南部に位置する小林村は壊滅しました。実は小林村では大雨の時に村に流れ込む二本の渓流で土石流が発生する危険があると言われており、鉄筋コンクリート3階建ての高台にある小林国民小学校が避難場所に指定されていました。しかし、3日間降り続いた雨が小雨になった早朝、集落背後の山が頂上付近から時速100キロもの早さで村に向かってきました。崩れ落ちる土砂の幅は1キロメートルにも及び、小学校に非難していた村人全員は亡くなってしまいました。」(サイエンスゼロ「深層崩壊」より)
 と500人の犠牲者を出した。

「深層崩壊 迫り来る巨大災害 サイエンスゼロ2010/10/9】
 
 航空写真から、岩盤クリープという亀裂の入った危険箇所を、特定する調査も進んでいるという。
  
こちらの調査・対策もあわせて必要である。 久々に激しい雨続き、改めに気になった。

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