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汚染水浄化? 濃縮されたモノの行き先は・・・ 

 浄化というが、疑問2つ。高濃度の汚染水から、放射性物質を他に移転して、さらに高濃度の汚染物質に固める、ということ。1つはこの処理をどうするか、また処理システム自体が高濃度汚染物体となり、最後は放棄されるのではないか。
 2つめは、圧力容器も格納容器もじゃじゃ漏れであり、すでに燃料棒が融解し、ウランが直接水に触れる状態となり、通常の循環冷却ではない。一方で「除染」をし続けても、その水を循環させて冷却すれば、また汚染されるわけで、結局、原子炉内の放射生物質がすべて漏れ出すまで・・・つまり放射性物質が原子炉内から処理装置に移転される、ということではないか。このあたりも含めて説明、報道すべきである。
【汚染水浄化へ 仏製装置試運転 NHK6/15】
【30年がかりで「脱原発」を目指せ 三菱UFJリサーチ&コンサルティング理事長 中谷巌 産経「正論」 6/14】

ほんとに厄介なものを造ってしまった。
 財界筋からも、原発依存からの脱却をめざす声が出始めているが、 原発反対世論の高まりを「集団ヒステリー」とか言っている自民党の国会議員がいる。「使用済み核燃料をどうするのか」ということに明確な回答をいただきたい。処理方法もないまま続けるほうがよほど無責任、モラルハザードを起こしていると思う。

ちなみに、ヒステリーは死語であり、ハーマンの「心的外傷と回復」では、家庭内の性的虐待が生み出した症状と解明されている。虐待やPSTDについて少しは勉強した人なら、こんな言葉は使わない、と思う。

【30年がかりで「脱原発」を目指せ 三菱UFJリサーチ&コンサルティング理事長 中谷巌 産経「正論」 6/14】   ≪日本復興の大きな契機に≫  3・11(東日本大震災)から早くも3カ月が過ぎ、日本復興のための多くの政策提言が出されたが、日本を本格的に復興させるものはまだ見当たらないようだ。  私は日本復興の起爆剤として敢えて「脱原発」を提案したい。もちろん安定的な電力供給のことを考えると、「脱原発」を直ちに実行することはあり得ない。したがって、提案は、たとえば、30年の猶予期間の後、すべての原発を廃炉にするというものにしたい。そして、その際、「脱原発」に転じたり傾いたりしているドイツやイタリアなどと協調して、国際世論に訴えていくことも重要だ。  この点、先般、主要国(G8)首脳会議(サミット)における菅直人首相の「2020年代に自然エネルギーを20%にする」という内容のスピーチが、相も変わらぬ中途半端なものであったことは残念至極だった。唯一の被爆国であり、また、現に原発事故で放射能の脅威に晒(さら)されている、日本からの「脱原発」宣言は、多くの国際的な共感を得られたに違いないからだ。  もちろん、産業界からは、「脱原発は不可能だ」「電力需要が賄えない」「自然エネルギーは採算が合わない」といった強い批判が噴出するだろう。たしかに、30年の猶予期間をおくとしても、原発の自然エネルギーによる代替は、想像を絶する困難を伴うだろう。裏返していえば、それほど原発は効率的なエネルギー源だからである。
【汚染水浄化へ 仏製装置試運転 NHK6/15】

 東京電力福島第一原子力発電所では、汚染水の浄化設備で、フランスのメーカーが製造した放射性物質を取り除く装置の試運転が行われています。
たまり続ける汚染水は、その移送先の限界が迫るなか、浄化設備が対策の鍵となっていて、東京電力は、17日から本格的な稼働を目指しています。
 福島第一原発では、原子炉に注入した水が、高濃度の汚染水となって、すでに11万トン以上たまっていて、さらに毎日、およそ500トンのペースで増え続けているとみられることから、東京電力は、新たな移送先の確保を急ぐとともに、浄化設備の稼働が汚染水の対策の鍵となっています。
15日は、午後1時10分ごろから、フランスのメーカーが製造した特殊な化学物質によって、放射性物質を取り除く装置の試運転が始まり、比較的濃度が低い汚染水を使って性能を確認する作業が行われています。
浄化設備では、14日、アメリカのメーカーが製造した放射性のセシウムを取り除く装置で、試運転がおよそ10時間行われ、セシウムが、およそ3000分の1に減ったということです。
試運転は、さらに、フランス製とアメリカ製の2つの装置を組み合わせて行ったうえで、16日から17日にかけては、設備全体で行う予定です。
 東京電力は、浄化設備で、放射性物質の濃度を1000分の1から1万分の1程度に減らしたうえで、用意した仮設のタンクにためる計画ですが、試運転の開始は、水が送れなくなるなどのトラブルが重なり4日遅れました。
 東京電力は、5日間予定していた試運転を1日短縮したうえで、17日から高濃度の汚染水を処理する本格的な稼働を目指すことにしています。

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