原発事故 風評被害の元凶は政府
資本というのが、どれほど非人間的かよくわかる。被ばく線量を測定する機器をつけずに作業させたことが批判されたばかりなのに、またまたである。
子どもの「20ミリシーベル」についても触れてきたが・・・ 法を犯しても「健康に影響はない」との主張がゆるされるなら、「法」や「基準」はなにかが、根本から問われる。
【女性社員、被ばく限度超える=消防機材を管理-福島第1原発 4/27】
モラルハザード・・ 社会のルール、安定の基礎を、根本から否定しておきながら「安全」って・・・「学説」は多々ある。しかし、その議論の中で基準がきめられたのである。それを簡単に否定することが「風評被害」を生み出す最大の原因と思う。情報を、信じられないからである。
【女性社員、被ばく限度超える=消防機材を管理-福島第1原発 4/27】 東京電力は27日、福島第1原発で働く50代の女性社員の被ばく線量が、法定限度を超えたと発表した。女性の1~3月の3カ月間の放射線量は、上限の5ミリシーベルトを上回る17.55ミリシーベルトだった。東電は、健康に影響はないと説明している。 東電によると、女性は消防機材の管理を担当。3月11日の震災発生後、屋外で消防隊を案内したり、敷地内の免震重要棟で作業したりしていた。事故前の放射線量は、計測限界値以下だった。 東電は「高濃度のダストが舞っている中で作業し、防護服やマスクを脱ぐ際に体内に取り込んでしまったのではないか」としている。(2011/04/27-13:27)
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