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廃炉というが、そのコストは・・

「廃炉」というが、どうするのか。
 古くなった大型原子炉を解体した経験はない。解体した放射性廃棄物を保管する場所もない。解体にしろ、また現地でセメントで固めたところ・・それを未来永劫、安全に管理していく技術、そしてその費用はどのくらいになるのか。
かつて電事連が1基600-650億円と試算した。
【原発の廃炉費用、想定より3千億円増 電事連が試算 07/2/8】

が、東海原発の廃炉費用は「885億円。このうち解体費が347億円、残りの538億円が廃棄物の処理処分費」との報告がある。16.6万kWと小型の東海原発ですらこの費用。福島原発は、1号基は、46万kW、それ以外は、78.4万kW、6号は110万kWである。
 海水を注入した1~4号基は技術的に再生不可能だが、5-6号基の再開も政治的に無理だろう。

新型転換原型炉「ふげん」廃炉にかかる費用については、03年、核燃機構は、これまでの運転に伴って出た廃棄物の処理費が140億円、10年間の「廃止措置準備期間中」の施設の維持管理費が500億円、解体工事費が300億円、解体工事に伴って発生する廃棄物の処理費が400億円と説明。これに15~30年の「解体・撤去期間中」の施設の維持管理費を加えると2000億円と発表している。

もし1基2000億円なら、6基で1兆2千億円。
 
何十年もかかる廃炉のスケジュールだが、30km圏内の立ち入り制限にかかわる30万人の生活再建・支援もあるし、被曝者や農家、漁民などへの補償もある。

かるく2兆円以上 ???   

 24時間営業をやめ、残業を禁止し雇用を拡大(日本は残業を規制すれば圧倒的な労働力不足である)し、まともな暮らしに転換する、土日には農業、自家栽培に精を出す・・・そうしたことが真剣に考える時期かもしれない。


ところで93キロ以内の立ち入りを制限している米軍。
横須賀の母港から点検中にもかかわらず米空母が出港したとのこと。

【米原子力空母:ジョージ・ワシントン出港 原発事故退避か 3/21】

一方、テレビでは「安全」「大丈夫」が繰り返される。このギャップは何?

【原発の廃炉費用、想定より3千億円増 電事連が試算 07/2/8】

電気事業連合会は8日、国内55基の原子力発電所を将来、解体撤去する際にかかる廃炉費用が、想定してきた約2兆6000億円から、約2兆9000億円に膨らむとの試算値を経済産業省の審議会に示した。廃炉に関する制度改正などにより、環境への悪影響を減らす追加費用が必要となるためだ。上積み分は、将来の電気料金引き上げに反映される可能性がある。
 廃炉の際、コンクリートや金属片など放射性廃棄物が大量に発生する。追加費用のうち約1000億円分は、放射性物質と認定する放射能濃度を従来よりも下げ、廃棄物量が増えることに伴うもの。処分方法を埋め立てから再資源化に変えたことでも処理単価が大きく膨らみ、全体では、現在1基あたり約550億円の費用が、更に50億~100億円程度増える見込みとなった。上積み分を、企業会計や料金原価へどう反映させるかは、今後議論する。
 廃炉は10~20年ごろから本格化するが、巨額の費用が一時期に集中するため、利益の一部を事前に積み立てる「廃止措置引当金」が設けられている。現在の想定額約2兆6000億円に対し、原発を持つ電力会社は約1兆1000億円分をすでに計上済みだが、追加分は引当額を上積みすることになる。

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