追認機関に逃げ込む? 合築図書館
基本設計の予算が通ったら「合築のゴーサイン」・・・議会もなめられたものだ。地元高知市の検討委員4名から反対され、その検討委員会の最終報告もまだの段階で、パプコメの最中であるにもかかわらず・・・ また、議会としての十分な検討もされてない段階で・・・
執行部追認の議員が多数の議会に逃げ込めばなんとかなる・・・という判断なのだろう。
議論するほどに問題点がでているのに・・
交通渋滞問題・・ 県警は「西側に何ができるかわからないので、判断できない」と言っているとのこと。そんなことも詰まっていない。
駐車場 必要数は、図書館単独で150台以上、子ども科学館を入れての予想はしてない。「まわりに駐車場がある」というが、日曜は満杯である。また、一定時間を無料化するために、年2000万円の補助金を出すとのこと。
まったく軽費削減にならない。地下駐車場1台1千万円・・・
軽費削減は、地下駐車場とスペース増(大体、初めから、県単独より、合築の方が管理スペースが減るという、ゴマカシがあるのだが・・)で吹っ飛んだ。
まともな単独との比較をしていない。シキボウ跡地を県はどうするつもりか。土地開発公社のもつ80億の負債に時限立法の三セク債を使うには、シキボウ跡地の活用方法がきまらないとできない。
など様々あるが・・・
高知中央インターから空港までの15キロの道路建設に、さらに県費80億円が支出されることと、人材育成の拠点としての図書館の「節約」のアンバランスさ、という何に価値観をおくかという本質的な問題がある。
1月7日付けの地元紙社説は“県政の両輪である県議会に対しても同じである。「執行部の追認機関と化している」「行政へのチェック機能や政策提案力が弱い」といった批判は根強い。”と書いた。
議会に逃げ込めばなんとかなる・・・という発想が、それを許している議員が、自治体の劣化を招いている。
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