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青年の就活「酷書」 実態を聞き取り

 大学生の就職内定率が2年連続で過去最低を更新し、7割を下回ったこと・・・ 大企業が1年間で11兆円も内部留保を積み増しする中、若者が切り捨てられている。  
 12月県議会で、青年の就職活動の実態とその是正をもとめて質問したが、その際、実態について、青年自身の声をしっかり聞くことが大事だと、21-24歳の青年6名から、その実態を聞かせていただいた。
 予想以上の奨学金の重い負担と将来不安に、改めて「生きづらさ」を感じるとともに、真剣に頑張っている姿にうたれるものがある。

(女性・専門学校生) ≪高い学費≫ ◇360万円の学費  福祉系の学校で、学費は3年間で360万程度。そのほか、資格を取ると別料金が必要だったりと金銭面で大変です。例えば、ヘルパーは2万円、レクリエーションインストラクターは1万6千円など。学費に含まれていると思っていたので、びっくりしました。学費は奨学金で払っています。奨学金は、有利子と無利子で計、月13万円借りていますが、それでも少し足りません。将来返せるのか不安もあります。   ≪就職≫  ◇夢だった福祉施設に就職  就職は老人福祉施設に決まりましたが、最初の一年は臨時で、その後正規職員になるための試験が受けられるそうです。就職が決まるまでは、正規職員になれるのか、長期間続けられるのかなどが不安でした。(今もですが)。  ひいおばあちゃんと一緒に暮らしていました。高齢だったので、認知症の症状や、飲み込みが悪くなったり、排せつを失敗したりする状態でした。高齢になると骨ももろくなるので、ちゃんと対応しないと骨折する可能性もあります。それでも、施設に預けてみるより、自分でみた方がいいなと思いました。ひいおばあちゃんは亡くなりましたが、おばあちゃんも一人暮らしなので、自分が技術を身に着けたら何か力になれるのではと思って、高校時代から漠然とケアマネや福祉系に進みたいと思っていました。  就職する施設も自分の目で見て決めました。学校からいいよ、と勧められたところも行きましたが、ピリピリしている雰囲気で、利用者さんの話を聞けない状況などもあり、自分には合わないと思いました。決まった施設は、ボランティアに行ったときに、アットホームな雰囲気でこういうところで働きたいと思ったので、求人がでるのを待って応募し、採用が決まりました。   ≪将来について≫  ◇矛盾ばかりの福祉業界への不安  就職は決まったけれど、これからについては不安があります。就活中も感じていましたが、福祉の現場は、臨時の求人ばかりでほとんど正規職員の求人がありません。給料も低く、今度働く施設は月14万5千円程度。税金や社会保険をひかれると手取り12万程度です。その中から奨学金の返済をし、家にお金を入れて、とやっていると暮らしていけるのか心配です。夜勤や特養手当がついても、総額17万程度だそうです。また、産休・育休制度がある場所が少なく、ずっと働いていけるのかも不安です。  一人ひとりに寄り添い、あきらめずに働きかければ反応してくれるし、笑ってくれる、そういう介護をしたい。でも、ボランティアでいった職場はどこも人が足りず、職員さんは多忙を極め、話を聞いたり、利用者さんのペースにあわすこともできない。矛盾を感じます。それでも、やっぱり一人ひとりを大事にしたいと思っています。
 
(女性・専門学校生) ≪高い学費と学生生活≫  ◇週7日のバイト  福祉系の専門学校に通っています。今の学校には、資格がいっぱいとれるし、子どもにかかわる分野だし、ということで親を説得して県外からやってきました。  学費は親と自分と奨学金で支払っています。母親はパートを二つ掛け持ちしています。奨学金は無利子のものを月2万借りています。他にも高校から借りている奨学金があるので、返済が不安でこれ以上借りることができませんでした。アルバイトを週5日は保育園で、金~日は飲食店でしています。週7日です。バイトは時給700円ですが、調理や戸締りを任され、売上を社長宅まで持っていったりしなければなりません。23:30ごろまで働く日もあり、多い月は10万を超えます(23時をすぎると残業代は出ません)。バイト代はできるだけ使わず、ためて苦労をかけている親に返そうと思っています。   ◇「食パンの日」  できるだけ節約するため、食費と交際費(活動費)で月2万で過ごしています。食費は多分月1万程度だと思います。食パンをよく食べます。食パンだけの日もあります。一袋80円で5枚入っているので、腹持ちもするし、愛用しています。朝食べて、10時ごろ食べて、昼ごはんに食べて、夕方、夜と食べます。でも、さすがに3日間食パンだけのときは、3日目の体力使うボランティア中にめまいがして倒れてしまいました。一応、その日の食パンにはマヨネーズをつけてみたのですが。やっぱり、食パンだけはよくないな、と思いました。   ≪就職≫  ◇希望する職場へ就職 期待と不安  子どもに関係する職場で働きたいと思っていました。児童養護施設、保育園、幼稚園など色々見て回り、子どもたちがのびのびと過ごせる環境を作っていると感じた今の職場への就職を希望しました。就職活動は情報が少なく、ほとんど自分で動かないとまわりは何もしてくれなかったので困りました。就職が決まり、安心したけれど、これから暮らしていけるのか、働き続けられるのかはやっぱり不安です。給料も月14万程度で、奨学金の返済もあります。今は年金の支払いは止めてもらっていますがそういう支払もありますね。   ◇ゆとりのない現場 一人ひとりの子どもを大切にしたい   子供関係の職場も求人はほとんど臨時です。産休や育休もなさそうです。ボランティアやバイトで行っている園も、人手が足りず、多忙です。働いている先生はたくさんいるのに、職員室には少ししか机がありません。正規の先生分しかないんですね。職員会議のときは、机に座れない先生で職員室がぎゅうぎゅうになります。  私は2年ほど同じ園でアルバイトをしています。はじめは障害があったり、問題があった子どもたちも、どんどん成長して発達して変化します。こんなこともできるようになった、こんな変化があった、とうれしくなりますが、パートで週2日しか来ていない人は長いスパンで子どもを見ることができないので、「本当に手がかかる子だ」と言ったりします。職場にゆとりがないので、お迎えの時間に遅れてきたお母さんをせかして帰らせたり。お母さんも大変な中働いているので、保育園くらいゆとりをもってお母さんの大変さも受けとめながら子供たちを見てあげたいと思うのですが、現場はなかなかそうはいかないみたいで矛盾を感じます。  私は気分感情で子どもにイライラしたりあたってしまう人にはなりたくないと思います。でも、自分にゆとりがないとどうしても気分で対応してしまうのでしょう。私もお金や生活のことが不安だとそうなってしまうのでは、と心配です。一人でいるとよくないことを考えるので、一人でいないことと、おなかが減るとイライラするので、お腹が減っているのはよくないと思います。  専門職として働くので、やっぱり自分にゆとりをもってしっかりと働きたいと思います。
(女性・社会人・大卒) ≪学生時代の就職活動≫ ◇3年秋で既に出遅れていた  就職活動は大学3回生の10月ごろから。すでに出遅れた感がありました。最初は県外で開かれている集団説明会への参加。東京、大阪、福岡、名古屋、広島などの会場があり、四国では高松でした。高知ではあまり開催されません。就活を始めたころは県外への企業へ就職希望でした。自己分析や志望業界、志望動機などが決めきれておらず、自分が就活している自覚もなかったように思います。また、最初の集団説明会で企業の人事担当者から、「女の子は男の人に養ってもらえばいいじゃないか」と言われ、「社会ってこんななんだ」と一か月ほど落ち込んでやる気を失っていた時期もありました。  同じ学科の友人たちは3回生の夏~秋にかけて就活を始めており、3,4月に試験があるのでそれに向けて頑張りましょうという雰囲気でした。リーマンショックがあり、その影響で、4月内定よりかは遅くなって夏までには就職が決まっていたい、という思いがありました。  就活のスケジュールとしては、2回生にインターンシップに行き、3回生夏ごろから自己分析などをはじめ、秋には説明会やエントリーを開始、1月からは希望の業界回り、春先に試験をうけ、4,5月に内定をもらう、というものです。地方の中小企業は5,6月から募集と試験が始まります。Web試験なども受けてみました。   ◇「お金・気力・体力」 奨学金が支えた就職活動  就職活動できつかったことは、「お金・気力・体力」です。お金は、全体を計算したことはありませんが、もろもろ込で60-70万はかかったと思います。スーツは戦闘服と言われ、新調すると6,7万円。企業説明会、会社訪問、試験などで県外へ10~20回出かけました。節約のため、夜行バスで行き、交通費と宿泊費をうかせたり、ファーストフードや喫茶店で安く長時間過ごして時間をつぶしたり、食費を浮かせたりしました。試験は県外は20社程度、県外の企業に決まらなかったので、その後県内企業を4社受けましたが、卒業まで内定はもらえませんでした。  就活でかかった60-70万円は奨学金から捻出しました。ほぼ奨学金は就活でなくなりました。奨学金がなかったら県外への就活は厳しかったと思います。  次に、気力です。周囲からの就職へのプレッシャーがしんどかったです。特に親。自分とのたたかいでもありました。自分が何をしたいのかわからず、もやもやとして進路が見えない。周りにもそういう友人はいました。  ただ、早く就職が決まっても、入社まで時間があり、色々と不安になることもあるようです。働き方のことや、世間ではリストラや長時間労働、倒産などいやなニュースがあふれているので。最後に体力です。私はストレスが体に出やすいタイプらしく、発熱や風邪、胃もやられました。新型インフルエンザにも早くにかかりました。考えるのに時間がかかるタイプなので、なかなか先が見えず、それがストレスになりました。  卒論をやる時期と就活が重なり、就活優先の学生生活になりました。卒論は満足いくものは書けなかったです。   ◇どう生きるのかが見えない就職活動  振り返ると、就活でも自分がどうやって生きていくのかを考えることが大事だったと思います。自分でモノを考えられるようになる教育も大事だと思います。学生生活を過ごしていても、どう生きていくかを考えることがあまりありませんでした。何か夢中になれるものや方向が見つけられたらよかったけれど。そういうものが見えないまま、就活の波にのまれていったようにも思います。  あの頃は浮遊していたような感じ。気持ちもきつかったです。なんとか戻ってこれてよかったけれど。   ≪卒業後の就職活動≫ ◇既卒1年も新卒扱いに  卒業しても就職先が決まらなったので、そのまま高知に残り、アルバイトをしながら就活を続けました。以前は就職したらずっとそこで働かなくては、という気持ちが強かったのですが、その考えをやめると気持ちが軽くなりました。私にとっては仕事はやりたいことをやるための手段です。将来は留学もしたいし、結婚や子供も持ちたい。今は、将来のためにも、住み慣れた高知で、気力・体力を温存しながら働いていきたいと思っています。  就活は高知大の就職支援課やハローワーク、ジョブカフェなどを利用して行いました。新卒でなくなるとやはり選択肢が狭くはなりますが、最近は既卒1年まで可、という企業も増えています。それでも既卒3年がライン。半分くらいの企業は既卒1年なら新卒扱いだったりしたと思います。新卒で就職したかったので、既卒1年まで新卒扱いしてもらえたのは助かりました。  4月以降は5、6社エントリーして活動しました。生活費は卒業前使わずにとってあった奨学金2か月分程度を切り崩しながら。アルバイトも2つかけもちしていましたが、体調を崩し、一つはやめてしまいました。  ジョブカフェやハローワークは中途採用が主で、私は大学の支援課が一番利用しやすかったです。支援課が一番具体的で私にはあっていました。例えば、就職活動費用を抑えるためにチケットショップの利用を教えてくれたり。ハローワークやジョブカフェは話を聞いてくれ、自己分析の仕方などを教えてくれましたが、こうやったら企業に選ばれる、という視点でした。私が知りたかったのは、求人票を疑えとか、求人票の見方とか。   ◇働く喜び感じて  今は県内の企業に就職することができ、秋から働いています。小さい職場ですが、関係もよく満足しながら働いています。アルバイトをしていた頃や就職が決まっていなかった頃は不安定でしたが、友達からも大変そうねと指摘されたりしていましたが、今はいきいきしているねと言われます。就職が決まって本当によかったなぁと思っています。
 
(男性・学生)   ≪就職活動≫ ◇模索しながらの就職活動  就職活動は5回生の4月から始めました。4回生の後期はこれからどうしようか、ということを考えて実際には動いていませんでした。  4月に九州の合同説明会に参加。このときは様子見で参加しました。スーツは入学式のときのを着ました。  実際、方向が見えたのは、6月に行った教育実習です。授業という形態が自分にあっていると思い、教育業界を目指し始めました。でも、教員採用の願書は教育実習のときとかぶっていて、今年はあきらめよう、と思い、塾業界にしぼって活動を開始。でも、この時点で一次募集は終わっていました。だいたいは12月の説明会に参加し、エントリーをしていないと4月の試験が受けられません。僕が決めたときは4月の試験も終わっていたので、夏季採用しかありませんでした。塾は4ヶ所を見に行きました。九州の一つは最終面接まで残ったので、3回帰省しました。最終面接は圧迫面接でした。やはり圧迫面接はきつかったですね。ああいうのに物怖じしない人が選ばれるんでしょうが。  できるだけ夏の1か月で終わらせようと思って活動しました。それでも、現在も就職は決まっていません。  就活の交通手段は節約のため船とバス、またはバイク。往復12,000円で帰れます。片道12時間かかります。新幹線だと片道12,000円かかるので。  費用は計算していないのでわかりませんが、色々あって10回は県外に行ったので、10万以上はかかったと思います。   ◇就職活動で困ったこと・きつかったこと  就活で困ったことは、進路を決めた時点で、その業界や企業の募集が終わっていたこと。もう就活スケジュールが決まっていて、その時期を逃すと受けることすらできないのが現状です。説明会に行っていないと試験を受けられない、など。その時期、というのはだいたい3回生の秋ごろでしょうね。3年春には就活セミナーが始まります。また、とにかく早く決めろ、というプレッシャーを強く感じました。友人でも就職が決まっていない人は多く、同じゼミの子は9人中3人しか就職が決まっていません。2回生のうちからインターンシップに行っていないとわからないのかもしれませんね。やってみないとわからない、というか。それに、劣悪な働き方やリストラなどを聞くと、働くこと自体にやる気がなくなってしまうこともありました。卒業後は実家に帰って就活を、と思っています。
 
(男性・学生) ≪将来やりたいことと奨学金の返済≫  現在は3回生で就活を微妙にはじめたところです。1月7日に香川である合同説明会にも行って、将来何をするか決めようと思っています。そもそも何をしていいのかわからないので。院生の先輩に話を聞くと「就活をしてみて、自分はこの時点でまだ就活するべきじゃない」と思って内定も出ていたけど院に進学することを決めたらしいです。院に行くという道も一応残してあります。就活する上ではどこかに所属をしていたほうがいいと思っているので、就職浪人になるより院生のほうが有利になると考えています。 今自分でやりたい事があります。心理カウンセラーかファイナンシャルプランナーです。心理カウンセラーになるなら専門学校に行き直さなくてはいけません。ファイナンシャルプランナーは大学での講座を受けています。今3級を受けていて、とりあえず2級を目指しています。受講料はかからないので、試験のときに3千円かかるくらいですみます。職業を考える上で自分が好きなことって何だろうと思ったときに、人の話を聞くのが好きだから「悩みを聞く」というのが合っているかもと思いました。

◇やりたいことに踏み切れない
 今、学費は全額免除で奨学金を月10万円くらい借りています。奨学金は生活費でなくなります。無利子が5万、有利子が5万くらいです。返済予定額は600万くらい。高校3年間も奨学金を借りているので合計すると700~800万くらいになると思います。
 仕事への道のりが険しいから、リスクを考えたら心理カウンセラーやファイナンシャルプランナーになる、と踏み切れないでいます。月3万円くらい返さないといけないと思うと決めあぐねています。一番いいのは就活していてやりたいことが見つかることです。ファイナンシャルプランナーも資格を取るのは結構難しいと思うので。法律が変わると新しい法律から学ばないといけないから、常に勉強していないといけません。

◇就活での情報集め
 合同説明会の情報などは、マイナビなどに登録していないので友人や就職室で情報を聞きます。就職室には数回行きました。自分のやりたい事があまり定まっていないから上手く説明できず、あまり親身じゃない対応をされたので、今はあまり行きたくないと思っています。

≪就職活動≫ 
◇ 出遅れている
 今大きな不安は、就活に乗り遅れている感じがあることです。「インターンシップに行った」という話や何をやりたいか決まっている人がいます。まだやりたいことが決まっていないという話を聞くと安心します。
今まで部活ばかりをしてきて4回生になってもまだ授業が残る状況です。就職活動と授業を両立できるのか不安です。卒論の単位をひいても15単位はとらないといけないので授業数でいうと8コマあります。女子大では就活で休んだら特例欠席になるらしいけど、自分のところはそうならないので、1学期就活を頑張るとなると単位が取りづらいなと思っています。

◇就職活動の費用
 蓄積している奨学金があるので、就職活動を失敗したらどうしようという思いがあります。その逃げ道で、院に入ったら奨学金の返済も待ってもらえるので。でももしかすると奨学金が増える可能性もあります。親に心理カウンセラーなどの話をしたら反対はされなかったので行こうと思えば行けますが。
就活の費用をどう工面しようか悩んでいます。これまで部活の費用で月4万くらい、部活は毎週木曜に飲み会があるので月2万は飲み会代でなくなっていました。家賃は3万円で、その他携帯代やネット代もかかり生活費の10万では足りませんでした。今は家賃を親が払ってくれています。部活も引退するので少しお金はできますが、貯金はほとんどありません。今回の香川での合同説明会は、友人からの情報で往復2千円のバスで行けるということで参加を決めました。最悪、就活の費用は一時親から借りることになるかもしれません。
お金がかかった部活ですが、部活も好きだし金銭的な理由で辞めたくはないと思って続けてきました。就職先の地域は関西圏、岡山、香川、徳島などで考えています。

(男性・社会人・大卒) ≪学生時代の就職活動≫ ◇就活中もアルバイト  就活を意識したのは3年生に入ってすぐです。大学が行っていた就活セミナーに出るなどしていました。就活を本格的に始めたのは大学3年の冬からです。最初に参加した合同説明会は学内であったものでした。 奨学金は借金になるので借りていません。授業料+寮の家賃は親に出してもらっていたので、後は自分で払っていました。バイトのお金も最初から就活を意識していたわけではなく、もともと30万くらいは貯めようと思って始めました。  2年の夏からスーパーでアルバイトを始め、1日5時間・週5日の勤務で働いていました。だいたい20~30万くらいバイトで貯めたと思います。就活でかかった費用は、30万くらい。関東圏で就活をしたこともあって特別かかっていると思います。多い時で月2回東京と高知の往復をしました。夜行バスは往復で2万円くらいかかりました。片道12時間かかります。スーツは2着持っていて、一式そろえるのにかかったお金は5万円くらいだと思います。東京での就活は横浜に親戚の家があるのでそこに泊ったりしていました。就活中もバイトをしないとお金が間に合いませんでした。バイトは3年生の1月まで行っていました。こういう状況も自分で高知大を選んで行ったので仕方ないです。2~4月の間は高知に帰らずずっと東京で就活をしていました。東京では満員電車が大変でした。

◇1日最高4社の面接
 全体で説明会に参加したのが50社。面接を受けたのは15社でした。会社の面接は1日で最高4社受けました。基本は2社ずつです。電車に乗っている時などに気持ちの切り替えをしていました。特に業界を絞ることもしていません。入ってしまえばどうにでもなるので、面接で話す内容もそんなに変えていません。自己アピールで言うことも決まっていました。東京での空いた時間の過ごし方は喫茶店に行ってエントリーシートを書いていました。エントリーシートを書くのは適当にやっていたのでしんどくはなりませんでした。面接の練習はゼミが経営学の専攻だったので、ゼミで練習できました。先生のつながりの人にみてもらうこともできました。けっこう恵まれた環境にいたと思います。

◇バイトをしに高知へ帰る
 就活で大変だったのは、高知と東京の往復です。体力的には大丈夫でしたが、金銭的に思った以上にかかったので高知にはほとんどバイトをしに帰っていました。会社の内定は4回生のGWに決まったので卒論とはかぶっていません。授業も取るべきものは取っていたので後はゼミぐらいでした。寮を出ようと思えば出られたのに出なかったのは安かったからです。就職難と言われていたけど、就職はしないといけないと思っていたのでどこかに決まるだろうと思っていました。

≪働き始めて≫
 東北のほうにあるスーパーで勤務しています。魚売り場で魚をさばくのが仕事です。今の仕事は、自分が思っていた職種の仕事ではないのでなかなか慣れません。休日は月9日あります。労働時間は朝6時半から夜9時くらいまで。お昼休憩は1時間なく10分くらいです。何とか今のところもっています。早く帰れる時は帰るようにしています。次の日が特売日だと忙しいです。今の部門で働く人は全体で10人いて、そのうち社員は3人です。社員のうち1人は必ず休みが入るので職場では2人の社員が常に働いています。パートの人を長く働かせるわけにはいかないので、社員が残業します。残業代は出ています。素朴な感じの田舎なので人間関係は悪くないです。職場の人と遊びにいったりはしません。

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Comments

大津留公彦です。
こんにちは
この記事のリンク先を記事にさせていただきました。
有難うございました。

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