男女共同参画プランづくりで学習会
10月27日、ソーレで、男女共同参画プランの新計画づくりの状況、県下の市町村での条例や計画づくりの促進について、県議団主催の学習交流会が行われた。県の担当課からの新プラン策定の進捗状況などが報告され、なかなか有意義な会となった。
最初に、北岡照子元県議が「男女共同参画をすすめる市町村の活動を強めるために」と題する講演、中根さち県議から「県議会の論戦から見る高知県の男女共同参画の進捗状況」の報告のあと、新婦人、高商連女性部、県のサポート事業の委託をうけて市町村の計画づくりを支援しているNPOポレール、自治労連女性部、南国市のとりくみ、香美市、三原村の地方議員から取り組みや状況が報告されて交流。
後半は、県の県民生活・男女共同参画課長が第3次の計画策定にむけた方針、課題、スケジュールなどを報告。意見交換した。
計画では、防災活動での女性の役割(昼間の地域の防災の担い手、女性の視点での避難所の整備など)が重視されている。まちづくり、地域おこしでも女性の参加が活発なところが元気があり、女性のもつ力が発揮できる環境をつくれるかどうかか、各自治体にとっても重要な視点となろう。
全体を通じ、市町村の当面の課題として、まちづくりの中での明確な意義付け、男性職員の育休取得による意識改革促進、一目でわかる担当課の呼称問題、審議会への女性参加、サポート事業の活用による計画策定などの促進、選択議定書批准・民法改正・所得税法56条廃止の意見書可決などの課題が浮かび上がったように思う。
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