医療費過去最高というが・・ OECD34カ国中20位
国民医療費が過去最高になったとのことだが、では、対GDP比でODCD34カ国中第20位にとどまっている(「OECD Health Data 2010」)
【平成20年度国民医療費の概況11/24】【国民医療費、過去最高更新…34兆8084億円 読売11/24】【日本の医療費、OECDの中で第20位 保険医団体連合会11/25】
OECDヘルスデータ2010の図表はこちら・・・ 「2010.xls」をダウンロード
窓口負担の軽減とともに、不足する医師、看護師の待遇改善と体制充実で、早期発見・早期治療をすすめることが結果として医療費の抑制となり、一番理にかなっていると思う。
【国民医療費、過去最高更新…34兆8084億円 読売11/24】厚生労働省は24日、2008年度の国民医療費が34兆8084億円と、前年度(34兆1360億円)より6725億円増え、過去最高を更新したと発表した。
国民1人当たりの医療費も27万2600円と、前年度(26万7200円)より2%増え、過去最高だった。
国民医療費は、医療機関などで保険診療の対象となる傷病治療に要した費用を推計したもの。同省は、増加の要因について、08年度は人口の高齢化や医療技術の高度・高価格化が進んだためだと分析している。
【日本の医療費、OECDの中で第20位 保険医団体連合会11/25】11月24日、厚労省は2008年度の日本の国民医療費が前年比2.0%増で34兆8084億円となり、過去最高を更新したと発表した。しかし経済協力開発機構(OECD)が2010年6月に発表した「OECD Health Data 2010」によると、日本の医療費(対GDP比)はOECD加盟34カ国中、第20位であり、先進5カ国(G5)の中では最下位である。
日本の低医療費は、「医師不足・看護師不足」などに如実に表れている。医療費をさらに増額し、安心・安全な医療体制の構築が望まれる。
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