かるぽーと・屋上緑化の怪
かるぽーとの屋上緑化が8年前の建設直後から、「荒地」になっており、その土が排水口に流れ込み詰まる恐れが出ており、撤去の費用がいる―- ということが 日本共産党市議団の現状視察で発覚し、その後、マスコミでとりあげられている。
この「屋上緑化」・・・ そんなことがされていたことをほんどの人が知らない。市議会のホームページで「かるぽーと 緑化」「文化プラザ 緑化」「かるぽーと 屋上」など様々検索しても関連事業が議論、報告された形跡がない。
【かるぽーと、屋上緑化だいなし! はた愛】
【緑なし屋上緑化“夢の跡” 高知市文化プラザ 造成直後の8年前から 読売10/28】
当時を知る関係に聞いてもどこできまったのかわからない。予算項目としても他の事業と「込み」で隠れていて、それと分かるものが出ていない。報道では「緑化そのものの金額がわからない」とのこと。
包括外部監査でもふれられてない。
「「高知市文化プラザ」の管理運営に係る財務に関する事務の執行及び財団法人高知市文化振興事業団の出納その他の事務の執行について 07年度」
どう決まったのか、何のために導入したのか。はっきりさせないといけない。
「市は屋上を貸しただけ」との声も聞くが、それなら企業の責任で撤去すべき。
トッブダウンで導入したのなら、個人の責任で処理すべきで、税金で対応すべきではない。と思うが・・・
そもそも外部監査でも120億円から195億円に膨れ上がった経過について
「組織再編により、かるぽーとの主管部局が生涯学習課に移管されたが、かるぽーと建設に係る意思決定の過程の資料が作成されていなかったのか、生涯学習課には保管されておらず提示は受けられなかった。この結果、195 億円かけて建設したかるぽーとの計画時の検討内容の検証ができず、市の説明責任が果たせなくなっている。」「120 億円から195 億円へ公民館の設置等のために建設費等が増額することになったが、建設費に見合う経済的・文化的な効果が本当に見込めたのか、満足のいく説明は得られなかった。」
と指摘されている。
【かるぽーと、屋上緑化だいなし! はた愛】
18日、施設かるぽーとの管理の実態をみるため
視察にいきました。
維持管理上の大きな問題の一つに、屋上の「緑化
事業」があります。現在は草も生えない土、残骸が放置されている状態で、その土が排水口に流れこみ、詰まる恐れまで出ている様です。元々、建物の構造が土や水などを必要をとする緑化を想定して設計されていないのに9年前、当時の松尾市長と東京の某企業がトップダウン的行った事業です。
現場は困惑。これから、土など残骸の撤去にかなりの費用が必要です。(費用積算、依頼中)
9年前とはいえ、市の責任が問われる問題です!
(写真は、同ホームページのもと)
« 法人税ゼロでも役員報酬1億円 大銀行 | Main | 原産地規制のコスト 自由貿易神話 »
「高知市政」カテゴリの記事
- 「よいところは継続」 桑名新市長の当初予算に賛成 日本共産党高知市議団‣声明(2024.03.23)
- キャンセルカルチャー 「大衆的検閲」の行く先(2024.03.13)
- 高知市長選 なせ岡崎市長の支援を決めたか(2023.10.04)
- 2023年3月 高知市議会メモ(2023.05.15)
- 生活保護 冬季加算「特別基準」(通常額の1.3倍) 高知市「抜かっていた」「速やかに実施」 (2022.12.28)
Comments