高知県市一体型図書館考③ 新刊の貸出
「本購入のダブりをなくす」というと「無駄排除」のように聞こえるが、貸し出しのルールが違う。市民図書館は6ヶ月、他自治体への貸出はしてない。県立は、市町村の要望に応え、新刊を30日間の貸出をしている。システムが違うのである。
統合すればどうなるか。いずれにしても、県市合計では、人気のある新刊本の購入冊数は同じでないと、サービスは低下する。
そもそも県は、より専門的なもの、市は人気のあるものと、購入の傾向は違っている。
「ダブりがなくなり効率的」というのは、机上の空論の気がする。
また、県は、開架図書の予約は受け付けているが、市町村・団体への長期一括貸出のために、在庫書庫の予約は受け付けてない。高知市は受け付けている。
これをどうするかも課題。
« 市議会論戦 国保の無保険、窓口負担 | Main | 県立大学の独法化と「学術会議」の懸念 »
「高知県政」カテゴリの記事
- 2025年5月 地方議員学習交流会・資料(2025.05.30)
- 「生理の貧困」への取組み 1年で実施率100%➡6%に後退 高知(2025.05.22)
- 不登校も介護休業の対象になりうる (2025.04.03)
- 1月の日米防災訓練、自衛隊「南海レスキュー」への対応・考(2024.12.11)
- 高額療養費、年金、高等教育、中山間地直接支払、周産期医療、学校給食 意見書案 2412(2024.12.08)
「高知市政」カテゴリの記事
- 「よいところは継続」 桑名新市長の当初予算に賛成 日本共産党高知市議団‣声明(2024.03.23)
- キャンセルカルチャー 「大衆的検閲」の行く先(2024.03.13)
- 高知市長選 なせ岡崎市長の支援を決めたか(2023.10.04)
- 2023年3月 高知市議会メモ(2023.05.15)
- 生活保護 冬季加算「特別基準」(通常額の1.3倍) 高知市「抜かっていた」「速やかに実施」 (2022.12.28)
Comments