高知県市一体型図書館考③ 新刊の貸出
「本購入のダブりをなくす」というと「無駄排除」のように聞こえるが、貸し出しのルールが違う。市民図書館は6ヶ月、他自治体への貸出はしてない。県立は、市町村の要望に応え、新刊を30日間の貸出をしている。システムが違うのである。
統合すればどうなるか。いずれにしても、県市合計では、人気のある新刊本の購入冊数は同じでないと、サービスは低下する。
そもそも県は、より専門的なもの、市は人気のあるものと、購入の傾向は違っている。
「ダブりがなくなり効率的」というのは、机上の空論の気がする。
また、県は、開架図書の予約は受け付けているが、市町村・団体への長期一括貸出のために、在庫書庫の予約は受け付けてない。高知市は受け付けている。
これをどうするかも課題。
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