選挙が第一?
「切り捨てられ」て、不信任案にも同調するのに、地方で選挙協力とは理解できない。
普天間だけではないと思うが…派遣労働温存、後期高齢者廃止先送り、障害者「自立支援」法・延命「政治とカネ」棚上げ、衆院比例区削減は、高知の社民はオッケーということでしょうか。
【社民党:内閣不信任案、福島党首「反対はなかなか難しい」毎日5/31】
【民社、県内の協力継続 朝日・高知面5/30】
【民社、県内の協力継続 朝日・高知面5/30】沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)を辺野古(名護市)周辺に移す方針が決まり、閣議決定への署名を拒否した社民党党首の福島瑞穂・消費者担当相が罷免された。鳩山由紀夫首相が打ち出した県外移設は実現せず、社民党が連立政権から離脱する可能性も出ている。参院選公示に向け、今回の動きをどう見るのか、選挙への影響はあるのか。高知県内の各政党幹部に聞いた。
■民主
民主党県連の大石宗幹事長は「普天間飛行場移設問題の結論は結果的に国民の信頼を損なう形になり、参院選への影響は免れない」と危機感を示した。今後はマニフェストを総合的に訴え、判断してもらいたいとする。
同党公認の立候補予定者は社民党県連合の推薦を受けている。大石幹事長は「社民党からは、地域の協力は継続したいと言っていただいている。もし推薦見直しを考えるという結論になった場合は、話し合いたい」と話した。
■社民
社民党県連合は28日の緊急三役会で、連立解消はやむを得ないという意見で一致した。江渕征香代表は「沖縄にこれ以上基地負担をさせてはならないと社民党は一貫して主張してきた」と言う。
一方で、参院選での民主党候補への推薦と支援は続ける方針だ。浜辺影一副代表は、党員が感情的に動揺して動きが鈍くなるかもしれないとしつつ、「自民復権を許してはならない。普天間問題以外では民主と連携できる」と推薦を続ける理由を説明した。
■自民
「鳩山さんの迷走ぶりが表面化した」と自民党県連の武石利彦幹事長は批判する。6月1日、高知市内で立候補予定者らとかりゆし姿で政権批判のマイクを握る予定だ。
「前政権がまとめた辺野古移設案は継承されるべきだったのに、着手前に『県外』『国外』などと言ってしまった」とし、「日米共同声明という体裁は整えたが、地元の住民感情を逆なでして本当に移せるのか」と指摘。「首相が辞任するか解散して信を問うべきだ」
■公明
公明党県本部の池脇純一代表は「鳩山連立政権が末期症状を呈している」と受け止める。
「自公政権は辺野古への普天間飛行場移設と海兵隊のグアム移転をセットにし、実現手前までこぎつけていた。現政権はそれを壊し、状況は元に戻ってしまった」と批判。「鳩山首相が辞任しないのなら、内閣不信任決議案を出すべきだ」とし、「与党の支持率が下がる要素が増えた。参院選へ向けてどこまで下がるかだ」と述べた。
■共産
共産党県委員会は28日、金子協輔書記長名で「明白な公約違反であり、沖縄県民や国民の意思への重大な裏切り行為」と、民主党を厳しく批判する見解を発表した。連立与党である社民党も連帯責任が当然問われるともしている。
参院選では、米軍基地の無条件撤去を訴えていく。千頭満副委員長は「民主も自民も基地が必要との立場は同じ。(今回の問題で)共産党の主張がますます際だち、県民にわかりやすくなると思う」と語った。
【社民党:内閣不信任案、福島党首「反対はなかなか難しい」毎日5/31】社民党の福島瑞穂党首は31日午前、自民党など野党が提出を検討している内閣不信任決議案について「反対というのはなかなか難しい」と述べ、採決に欠席か賛成する可能性を示唆した。また、今夏の参院選で長野など3選挙区に独自候補を擁立する可能性を示した。内閣不信任案に同調する姿勢を示したことや、民主党との協力関係から擁立を控えていた選挙区に候補を出す方向に転換したことで、社民党の野党色が今後強まるとみられる。【塙和也、寺田剛】
福島氏は内閣不信任案に同調する理由として、東京都内で記者団に「(米軍普天間飛行場の移設先に同党が反対する沖縄県名護市)辺野古を閣議決定したこと。それに署名をしなかった社民党党首の私を(閣僚から)罷免したこと」を挙げた。
これに先立ち民放テレビでは、今夏の参院選で「長野も出したいと聞いている」とし、長野選挙区(改選数2)への候補者擁立を示唆。同選挙区では、民主党の北沢俊美防衛相が4選を目指し立候補を予定している。さらに「岩手、神奈川も何とか出そうと聞いている。選挙協力と言っても部分的、地域的に限定的だ」と述べた。
社民党の辻元清美副国土交通相は同日昼、前原誠司国交相に辞表を提出、受理された。辻元氏は国交省で記者団に「途中で船を下りなきゃいけないのは断腸の思い。日本航空をはじめ交通政策をどのように処理していくのか心配だが、連立政権を離れても協力できる点は協力したい」と涙を見せながら語った
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