日本国憲法 5/8県民のつどい
今回は、NPT再検討会議が重なったため、高知代表団の報告も含めて8日の集会となる。
記念講演は、石川康弘・神戸女学院大学教授による「激動の世界と日本の針路」
■5月8日(土)13時半~15時半 ■高新文化ホール7階
■参加費500円、託児所あり
石川先生は、平和論、憲法9条にもとづく経済論、マルクス主義とジェンダー論とか、刺激的な研究テーマが多い。ぜひご参加を!
ところで最近はあまり触れられないが5月3日は、憲法とともに地方自治法が施行された日でもある。
行政学の権威である辻清明氏は『日本の地方自治』の中で以下のように指摘している。
「憲法と同日に,あたかも双生児であるかのごとく,この世に生れ出た法律は,地方自治法ただひとつ‥‥。したがって,日本国憲法の原理が衰退することは,同時にわが国における地方自治の衰運を意味し,地方自治の本旨の歪曲と縮少は,とりも直さず憲法の原理に対する侵犯と見てよい」
ナショナルミニマムを保障する責任を後退させる「地域主権」論は、憲法25条に風穴をあけ、人権保障の原理に対する侵犯である。
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