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GM作物の多用で、耐性雑草・害虫増加の危険

「われわれ人間が自然にたいしてかちえた勝利にあまり得意になりすぎることはやめよう。そうした勝利のたびごとに、自然はわれわれに復讐する」とエンゲルスは『自然の弁証法』の中で語ったが… 
 【GM作物への過剰依存がその環境・経済便益を削り取る アメリカの新研究 農業情報研究所4/14】
 GM作物が環境面、農業自体の持続可能性にあらたな課題を広げつつあるというレポート。

 同研究所の記事から紹介すると・・・

「ラウンドアップ・レディーと呼ばれる除草剤耐性GM作物の余りの多用で雑草が急速に除草剤(ラウンドアップ=グリホサート)耐性になり、この技術の有用性が失われつつある。農業者はグリホサートよりも毒性が強い除草剤の追加使用を余儀なくされている。
 農業者のやり方は害虫抵抗性(殺虫性)GM作物の有用性も減らす恐れがあり、害虫の抵抗性発達が一層環境に有害な殺虫剤に逆戻りさせる可能性も高い。」と。

ちなみに… エンゲルス、マルクスの指摘は以下のとおり・・・

「われわれ人間が自然にたいしてかちえた勝利にあまり得意になりすぎることはやめよう。そうした勝利のたびごとに、自然はわれわれに復讐する。なるほど、どの勝利もはじめはわれわれの予期したとおりの結果をもたらしはする。しかし二次的、三次的には、それはまったく違った、予想もしなかった作用を生じ、それらは往々にして最初の結果そのものをも帳消しにしてしまうことさえもある。」(エンゲルス『自然の弁証法』)

「資本主義的生産は、それによって大中心地に集積される都市人口がますます優勢になるにつれて、一方では社会の歴史的動力を集積するが、他方では人間と土地とのあいだの物質代謝を攪乱する。すなわち、人間が食料や衣料の形で消費する土壌成分が土地に帰ることを、つまり土地の豊穣性の持続の永久的自然条件を、攪乱する。」
「資本主義的農業のどんな進歩も、ただ労働者から略奪するための技術の進歩であるだけではなく、同時に土地から略奪するための技術の進歩でもあり、一定期間の土地の豊度を高めるためのどんな進歩も、同時にこの豊度の不断の源泉を破壊することの進歩である」(マルクス『資本論』13章10節「大工場と農業」)

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