ゴミ有料化 「賛成の声」偽装 高知市
岡崎市長が、「ゴミ説明会の会場アンケートで、賛成の声が57%あった」と議会答弁したが、市民をだます暴挙である。
まず、このアンケートは、賛否を問うことをしてない。また賛否の判断として活用することも説明されてない。それを「賛成」の論拠に使うのは、「だまし討ち」である。なにより数字・・・のゴマカシ
厚生常任委員会に配られた数字を見ると・・・
アンケート総数は522人
・.積極的賛成56、消極的賛成161、どちらでもない99、消極的反対66、積極的反対84、無し56
・賛成回答は217人 総数に対し41.6%
・「無し」を除いた466に対しても46.6%
・どうして57%になるか… どちらでもない回答の半分(10.6%)を加えて57%にかさ上げ。
こんなゴマカシの数字を議会答弁でしたのである。
さらに説明会での発言の集計ある。総数659
・.積極的賛成8、消極的賛成22、どちらでもない214、消極的反対184、積極的反対107、無し124
・「無し」を除いた賛成派5.6%、反対54.4%
・とくに反対の実数は291で、アンケートの反対数150の倍近い。
・反対の意見の人も「賛否」を問うアンケートでないから回答してない、と見るべきだろう。アンケートだけの数字を出して「賛成が57%」と多いように言うのは、二重三重のゴマカシである。
これは、有料化の「賛否」を超えた民主主義の問題だ。ルール違反のうえ、市民の声をゆがめて議会に説明したのである。
行政の長として失格と思う。さて他会派やマスコミはこの問題にどう反応するだろうか。
とにかく、こんな「説明」で進められようとしている条例案は、きっぱり否決するしかない。
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