高卒危機と高校生ワーキングプア
家計を圧迫する授業料以外の大きな出費、経済的困難を抱える子どもは、定時制にかよいながら一日7-8時間働き家計を支える「高校生ワーキングプア」、中卒・高校中退を待つ就職難と貧困の連鎖・・
週間ダイヤモンドと毎日新聞が「卒業クライシス」でレポート
【「謎の学費」に悲鳴を上げる親が続出! 高校生ワーキングプア大増殖の真相 週刊ダイヤモンド】
【働きたいのに:高卒クライシス/上 十数社すべて門前払い 毎日3/1】
【働きたいのに:高卒クライシス/中 沈む地方経済、求人なく 毎日3/2】
【働きたいのに:高卒クライシス/下 次世代育成、誰が担う 毎日3/3】
ダイヤモンドのレポートでは、若者支援のNPO代表は「低学歴の若者にとって、一番必要なのは自信を取り戻すことなんです。NPOを立ち上げたのも、偏見にめげて自信を失っている人に元気になってもらいたい、と感じたから」と自身の体験からの取り組みを紹介する。
また、貧困問題に取り組む高校教師は「高校の授業料のみならず、教育費そのものを無償化すること」「定時制高校の入学希望者を全入させること」「給付制奨学金を創設し、就学援助制度などを実施すること」を要望している。
毎日のレポートでは、従来、中高年の仕事確保で公園や公共施設の清掃などをうけおっている労働者協同組合が、あるきっかけから若者を受け入れ、あいさつの仕方から仕事、仕事の手ほどきまでしている例が紹介されている。
「地域で仕事をしていくには、若者の職業訓練が必要だ。国の補助金を利用できないか」と迫り、2011年度実施に向け、電気工事や植木の剪定(せんてい)、害虫駆除など技術が身に着き地域にも貢献できる内容で検討している報告している。(・・・この取り組みは自治体の取り組みとして参考にできる)
「レポート」は、協同組合の所長は「大企業は生産量によって雇用調整し、次世代を育てようとしない。誰かが責任を持たなければ」と大企業の無責任さの指摘、みずからの決意の言葉で結んでいる。
この10年で200兆円も内部留保をためこんでいる大企業にこそ、責任を果たさせること、政治を変えることが次世代への責任としてがんばりたい。
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この、内部留保を取り崩すとの、主張には世論は鈍いですね。
昨日の会議でも、そのコトが議題にのぼっていました。
島○君が、その主張で最大のSNSで論陣をはるものの…
根本的な階級という概念があいまいになっているコトが原因ではないかと、推測します。
論陣にも、さらなる工夫がないと、上滑りしそうな気がしますね。
Posted by: いのぱ | March 06, 2010 07:50 PM