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重い負担示す 子ども学習費調査08  

 文科省が27日、08年度子どもの学習費調査の結果を発表している。
「今回の調査結果によれば,幼稚園3歳から高等学校第3学年までの15年間について,すべて公立に通った場合では約551万円,すべて私立に通った場合では約1,663万円」と3倍の差があること。「世帯の年間収入別」の学校外活動費は,世帯の年間収入が増加するほど,多くなる傾向が見られました。」としている。
【平成20年度「子どもの学習費調査」の結果について 1/27】
【Ⅱ 調査結果の概要 】
 また、塾の費用では以下の報道も
【学習費:不況直撃、塾への支出が減少 08年度 毎日1/28】
【中学生、塾代が過去最高=公立校18万8000円-不景気でも伸び・08年度調査 時事1/27】

「調査結果の概要」からひろってみると・・・
◆公立高等学校の「学校教育費」
約35万7千円(対前回調査伸び率3.8%)となっている。この内訳の構成比で最も高いのは,「授業料」の32.7%(約11万7千円)であり,次いで「通学関係費」の22.6%(約8万1千円)となっている。

 ・・・ 教育費はのびており(1.2万円増のうち、通学費の伸びが6千円と半分をしめている。統廃合、学区撤廃の影響?)、授業料実質無償化でも、24万円の負担がいるということ。
 
◆学校種別に世帯の年間収入と学習費総額の状況
・年間収入が400万円未満の世帯の場合
幼稚園 公立約19万9千円,私立約48万2千円
小学校 公立約23万1千円,私立約91万2千円
中学校 公立約36万8千円,私立約102万8千円
高等学校 公立約48万1千円,私立約86万6千円

・年間収入が1,200万円以上の世帯の場合
幼稚園 公立約39万円、 私立約78万9千円
小学校 公立約46万8千円,私立164万円
中学校 公立約60万円,私立約140万7千円
高等学校 公立約65万7千円,私立約131万6千円

・・・公立においても、年20万円前後の学習費の差がある。年収400万未満では、中高2人の子どもがいると年収の二割を超える85万円の負担。
 非正規雇用など貧困層が拡大しており、教育格差の裾野は確実にひろがっているだろう。

 高校授業料の無償化にともなう特定扶養控除の縮小で、授業料が減免されている世帯の負担が増えることは絶対に避けなければならない。

そのうち塾など「補助学習費」
・年間収入400万円未満の世帯の平均値
幼稚園 公立約2万3千円,私立約3万円
小学校 公立約5万4千円,私立約16万5千円
中学校 公立約14万2千円,私立約12万7千円
高等学校 公立約7万9千円,私立約8万9千円

・年間収入1,200万円以上の世帯の平均値
幼稚園 公立約4万5千円,私立約14万1千円
小学校 公立約18万8千円,私立約39万2千円
中学校 公立約32万6千円,私立約25万円
高等学校 公立約23万8千円,私立約30万4千円

 負担が大きくなる高校では、400万未満の層の減り方がおおきいのでは・・・
などが目に付いた。

【学習費:不況直撃、塾への支出が減少 08年度 毎日1/28】  文部科学省は27日、08年度子どもの学習費調査の結果を発表した。08年秋の金融危機などの影響を受け、学習費総額は減少傾向を示した。学習塾や家庭教師などに支出する学校外活動費の減少が要因。一方で、公立中学に通う生徒の学校外活動費は過去最高の約30万5000円となり、文科省は高校受験対策に出費がかさんでいるとみている。  調査は94年度から2年に1度実施。無作為抽出した幼稚園と小中高校の児童・生徒約2万8000人を対象(回収率81.5%)に、08年度にかかった年間の学習費を調べた。  授業料、入学金、給食費、学習塾や習い事の費用などを合わせた学習費総額は▽公立幼約23万円▽私立幼約54万1000円▽公立小約30万8000円▽私立小約139万3000円▽公立中約48万円▽私立中約123万6000円▽公立高約51万6000円▽私立高約98万1000円。  06年度調査と比べて、公立幼・小、私立中、公私立高が0.8~8.6ポイント減。私立幼・小、公立中の伸び率も0.5~1.9ポイント増とわずかに止まった。  幼稚園から高校卒業までの15年間を私立学校に通った場合の学習費は計約1663万円。公立の場合は約551万円。前回2.9倍だった公私の開きは約3.0倍に拡大した。【
【中学生、塾代が過去最高=公立校18万8000円-不景気でも伸び・08年度調査 時事1/27】  2008年度に公立中学生1人当たりに掛かった学習塾費は18万7691円で、過去最高だったことが27日、文部科学省の学習費調査で分かった。公立小や高校では不景気の影響で学習塾費が減ったが、大半が高校を受験する中学生では、学校教育だけでは不安な保護者が多いようだ。  調査は1994年度から隔年で実施。学校教育と校外学習に支出した費用について、幼稚園、小中高校の約3900学級と保護者約2万3000人から回答を得た。  学習塾を利用した生徒の割合は公立中が前回比1.4ポイント増の73.0%、私立中が1.3ポイント増の54.9%。一方、公立高が0.2ポイント減の35.1%、私立高が7.3ポイント減の35.6%だった。

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