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先制攻撃を支えるレイクエリー 宿毛入港打診

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米イージス艦がまた宿毛湾に寄港打診をしてきている。06年5月、08年5月と二度寄航し、准母港化する危険性がある。日米共同の射撃訓練海域であるリマ海域も近い。今回、寄航を打診したのはアメリカの先制核攻撃戦略をささえるミサイル防衛で「迎撃」を担当する「レイクエリー」。

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 06年、宿毛に寄航した「ラッセル」とは、03年12月のハワイ沖のミサイル迎撃訓練で行動を共にしている。ラッセルが探知を担当、レイクエリーがSM3で仮想・敵ミサイルを撃ち落としている。
 06年3月、ハワイ沖でのSM3の初の日米共同迎撃実験がおこなわれたが、この時にレイクエリーがSM3ミサイルを発射した。
 SM3は、三菱重工、IHIなど日本の製造には軍需産業が関わっている。これら部品輸出は、武器輸出禁止3原則の緩和を招いたもの。ミサイル防衛は、巨額な事業となる。米側は欧州など第三国への提供も発言している。
同実験1回にかかった費用は100億円にのぼると言われ、日本側負担だけでも62億円に達した。現行SM3は1発約20億円、新SM3は更に高額となる。
というのは現行SM3の迎撃高度は150キロ前後であり、中距離弾道ミサイルを迎撃するには300キロを優に超えるといわれ、よって新SM3の開発にとりくんでいるというのである。
同艦は、09年10月には海上自衛隊のイージス艦「みょうこう」の「SM3」ミサイルの発射試験「JFTM-3」にも参加している。防衛省は4隻のイージス艦にSM3を搭載する方針である。

 ミサイル防衛の本質は、相手ミサイルを無力化することにより、反撃の心配なく核兵器をも含めた先制攻撃を可能にすることにある。
 そうした戦略にもとづく在日米軍再編が、今、普天間基地の移転をめぐって揺れにゆれている。

 アメリカの先制戦略と一体となったミサイル防衛を担う軍艦の宿毛の准母港化を許してはならない。

 なお、同艦が寄航予定の2月1日~5日にかけて、リマ海域で、自衛艦7隻が参加した対空射撃、水上射撃、対潜ロケット射撃、フレア発射の訓練が予定されている。
 直前の.1月.26~.27日には、自衛艦2隻による水上射撃、対潜ロケット射撃訓練がある。関係はないのだろうか。

 【資料】 県議会で全会一致で可決

・リマ演習区域の指定解除を求める意見書 平成8年3月21日
  在日米軍が当県足摺岬沖合に設定しているリマ演習区域は、カツオ、マグロ、アジ、サバ等の宝庫であり、全国屈指の好漁場である。
 一方、今日漁業を取り巻く環境は極めて厳しく、漁業者の多くは存亡の危機に直面している。
 そのため、このリマ演習区域の設定と、米軍の演習および同区域周辺における自衛隊の演習は、当県をはじめ関係地域の漁業に対し、耐え難い深刻な悪影響を及ぼしている。
 よって、当県議会は昭和35年7月6日、昭和41年3月23日及び昭和46年7月10日付けをもって、3回にわたりリマ演習区域解除を求める意見書を提出し、さらに昭和37年10月13日付けをもって、同区域指定解除促進についての決議を行ってきたところである。
 しかし、今日に至っても解除されていないことは誠に遺憾である。
 よって、政府におかれては、今日の漁業危機と、リマ演習区域設定の漁業に及ぼす深刻な悪影響を直視し、関係漁民の訴えに耳を傾け、日米地位協定見直しの早期決着を図り、直ちに同演習区域解除に向けた協力な取り組みを行うよう要望する。
 
            
・高知県の港湾における非核平和利用に関する決議
 世界の恒久平和は、人類共通の願いであり、昭和59年7月には「非核平和高知県宣言」を決議したところである。
 高知新港の一部開港を控え、県内全ての港において非核三原則を遵守し、県民に親しまれる平和な港としなければならない。
 よって、当県議会は、ここに改めて高知県の港湾における非核平和利用を決議する。
 
平成9年12月19日 高知県議会

 

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