無料低額診療事業 1/31日に学習会
私も参加している高知自治体問題研究所が、31日に「無料低額診療事業」を通じ「医療と貧困を考える」学習会を行う。
以下は、同研究所のHPより
【2010年1月定例研究会】
■日時/2010年1月31日(日)午後1時~午後3時
■場所/共済会館4階「桃麗の間」
■テーマ/高知県最初の「無料低額診療事業」
■報告者/岡村啓佐氏(医療生協潮江診療所事務長)
“失業・貧困が社会問題化するなか,保険証が交付されないため病院に行けない人や医療費負担を避けるため,自ら検査を拒んだり投薬を抑制する生活困窮者など,経済的な理由で実質的に医療から排除される人たちが増え,医療のセーフティネットが重要な課題となっています。
社会福祉法では,医療機関が都道府県の許可を受ければ,収入が生活保護基準額の1.5倍以下の世帯を対象に医療費を減免することできる制度(「無料低額診療事業」)があり,医療生協潮江診療所が2009年10月から県内で初めてこの制度を導入しました。
今,潮江診療所ではホームレス調査の活動をする人と連携し,制度利用を働きかけるなど利用者を広げるための活動に取り組んでいます。
潮江診療所が医療のセーフティネットの一環として制度導入に踏み切る事になった背景や制度の内容は?制度導入後の状況や課題,そして今後の見通しは?
1月定例研究会は,「無料低額診療事業」導入を通して「医療と貧困」の一断面を探ってみたいと思います。”
なお、同研究所の連絡先は・・・
〒780-0870 高知市本町5丁目2-3自治会館1F高知自治労連気付
TEL:088-822-1011 / FAX:088-822-1013
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