計算が合わない収支不足額 高知市
岡崎市長は、住民説明会で、今後5年間で300億円の収支不足が生じ、「どうしてもカバーできない分63-70億円の市民負担をお願いしたい」と説明してきた。この間の想定外の財源確保にかかわらず、11日の答弁でまだ13億円収支不足と答えているが、どうしても計算があわない。
①清掃工場談合和解金 24億円
②駅前市有地売却益 8億円
③医療センター繰出金減 16億円
④容リ法による交付金 0.8億円
⑤扶助費の交付税乖離是正 13億円
ここまでで約62億円
また、6月議会での迫議員への答弁で
・国の臨時交付金での改善 4億円
・土地開発公社の特例債での改善 4-5億円
と言っているので、
それも入れると約70-71億円となる。
しかも⑤は、単年度のことでなく、今後ずっと続く話で、この基準財政需要額の是正が、来年以降、実額としてどう反映するかは不透明な部分があるが、話半分でも、4年間で20数億円となる。
どう考えても、「どうしてもカバー」出来ない分は克服できだはずである。よって増税もゴミ有料化の財政面の根拠はなくなったはずである。
だのに13億円の不足・・・どんな上手な「計算」をしたのか、納得できる説明をしてもらいたい。
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