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ジェンダーギャップ指数 日本101位

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 賃金格差99位、就業率格差83位 勤労所得格差100位、国会議員105位、大臣85位と、雇用と政治面での参加の遅れが引き続き目立つ。
 昨年101位、69位だった女性幹部や専門職が6位、1位となっているが、この2項目のブレが大きい。サンプルの問題?   
 その後、⇒これは、世界経済フォーラムのまったくの事務的ミスだということが分かり、日本の順位は101位に不名誉な訂正がされている。(2010.9.1 ご指摘のコメントがあり、訂正いたします。)
 実際は、女性幹部109位、専門職77位と後退している。
The Global Gender Gap Report 2009
 
  
女性の社会進出、日本は75位=トップはアイスランド-世界経済フォーラム 時事10/27

 ただこの格差は階層間格差であり、現代社会でもっとも基本となる資本と労働者の階級間格差をあらわしていない点は、注意を要する。
 例えば、日本の若者は、構造改革路線のもとで、非正規雇用が拡大し、男女ともに貧困となり、階級間の格差の拡大の一方で、階層間の格差は縮小しているのではないかと思われるという点である。

【女性の社会進出、日本は75位=トップはアイスランド-世界経済フォーラム 時事10/27】
【ニューヨーク時事】世界各国の政財界リーダーが集まる「ダボス会議」の主催で知られる世界経済フォーラムは27日、社会進出における性別格差の度合いを評価した「男女格差指数」を発表した。格差が最も小さいとされたのはアイスランドで、以下フィンランド、ノルウェー、スウェーデンと上位に北欧諸国が並んだ。日本は75位で、前年(98位)からは改善したものの、先進7カ国(G7)中で最下位だった。
 日本の評価を項目別に見ると、「女性国会議員の数」が105位にとどまるなど、政治への参加度について評価が低かった。また、「高等教育への進学率」が98位と、教育面での不平等が指摘されたほか、経済面でも「賃金格差」が99位、「就業率格差」が83位と低位だった。ただ、「女性幹部の登用」は6位にランクされた。(2009/10/27-21:54)

The Global Gender Gap Report 2009
119ページに日本のスコアが出ている。

 訂正の結果、順位は06年80位、07年91位、08年98位、09年101位と、順位を下げている。
 

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Comments

「昨年101位、69位だった女性幹部や専門職が6位、1位となっているが」⇒これは、世界経済フォーラムのまったくの事務的ミスだということが分かり、日本の順位は101位に不名誉な訂正がされています。
ネットで検索かけると、このブログがトップに出てくるので、間違った数字がひとり歩きしなければいいなーと思い、コメントしました。

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