世界の6人に1人が飢餓 国連食糧機構
食料危機及び経済危機の組み合わせが、世界各地の飢餓人口を記録的なレベルに押し上げ10億人以上となった。世界の6人に1人が飢餓で苦しんでいる。
経済危機が世界の飢餓に苦しむ人々に深刻な影響を及ぼす
2009年の飢餓人口は10億2,000万人‐FAOの飢餓報告書10/14
報告は「我々は、飢餓を消滅させるための経済的及び技術的手段を持っており、欠けているのは飢餓を永遠に撲滅しようという強い政治的意思なのだ。」と警告している。
「健全な農業部門が、飢餓と貧困を克服するためだけでなく、世界全体の経済成長及び平和と安定のために不可欠であるため、開発途上国における農業への投資が鍵なのである。」
「世界で、いままでにないほど多くの人が飢餓に苦しんでいる時に、記憶に残る限り最も少ない食料援助しかない」と・・・
11月16―18日に「食料安全保障に関する世界サミット」が開催される。
その主要課題の中に「すべての国の農業者がそれぞれの国の他産業従事者と遜色のない所得を得ることができるようにする方法を見出すこと。」が入っている。
日本の農業再興を真剣に考える必要がある。
また、先日のゴミ問題の学習会で、世界の食糧援助より多い食品残渣の減量、リサイクルの必要性が語られたが、こちらも真剣なとりくみが必要だ。
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