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高速道路無料 温暖化対策に逆行 環境NGO

高速道路の無料化も同じ・・・。要は財界の要求。温暖化や地域の公共交通の破壊など、この国の形をどうするのかという視点がなく、負の面が多すぎる。
NGO共同声明
高速道路無料化・自動車関連諸税の暫定税率廃止に、反対します
~ 高速道路無料化・割引は撤回し、暫定税率は炭素税などにシフトを ~
高速道路無料「地球温暖化対策に逆行」 NGOが反対 朝日8/6

 高速道路無料化にかかる経費は、1.3兆円(おそらく地方のバス、鉄道の経営支援に・・・今でも自治体は多額の支援をしているが、その費用が上乗せさせるだろう)。

・・・共産党は優先順位が違うと主張している。

 このお金があれば、子どもと高齢者の医療費を無料化できる。別の使い方では、高校の授業料無償化は5千億円、介護労働者の月3万円の給与アップは3600億円、こめ60キロ1.8万円の保障は4000億円に匹敵する。
 こうやって、地方できちんと生活できる道を築く方が先決である。
 
 また、共産党は、暫定税率は炭素税への切り替えの検討を主張している。
(ここは、車しかない地方と都会では事情が違うので、税率とか差をつけることが必要だろう)

 ところで、高速道路無料化と暫定税率廃止で環境NGOから「CO2排出を著しく増加させる」と指摘されている民主党だが、一方で「意欲的」なCO2削減目標を掲げている。
 これについて、日本ガス協会会長が面白いコメントをしている。
現実的対応に落ち着く=民主の温室効果ガス削減目標で-市野ガス協会長 時事8/5
 民主党案が、米国と中国が温暖化対策の枠組みに入ることを条件としていることを挙げ、「ちゃんと逃げ道は考えているんだなという気はする」と指摘した・・というの。

 民主党の主張は「差異のある責任」として先進国に特別の責任を課した国際的合意から外れている。

 なるほど! これは、一連の政策とつじつまが合う。

 民主党の「環境税」についても以前指摘したが・・・「地方財政への配慮」「特定の産業への過度な負担を避ける」ということから、二酸化炭素の発生量に応じて課税するのでなく、全住民に薄く広く課税する方式なんだろう、ということを改めて確信した。
 

NGO共同声明 高速道路無料化・自動車関連諸税の暫定税率廃止に、反対します ~ 高速道路無料化・割引は撤回し、暫定税率は炭素税などにシフトを ~

 8月30日の衆議院議員総選挙に向けた、各党のマニフェストが公表されました。その中で、民主党は高速道路料金の無料化、および自動車関連諸税の暫定税率を廃止との公約を掲げています。また、公明党は高速道路料金の割引の恒久化、社民党は暫定税率の廃止を掲げています。マニフェストには明記されていませんが、政権与党として自民党が割引料金を導入したことを含め、これらの政策は、大気汚染を激化させるだけでなく、CO2排出を増加させる地球温暖化対策とは逆行する環境悪化政策です。私たちは、これを撤回することを各党に求めます。

●高速道路の割引・無料化について
 高速道路料金に関しては、すでに政府が実施しているETC週末1000円の割引料金適用からもその兆候が見受けられるように、これを恒久化させたり、段階的に無料化を実施すれば、自動車利用を促進させ、CO2排出量を増加させます。これでは、個人・企業の自動車利用を加速させる一方で、鉄道・バス・フェリーなどの交通機関の利用を減少させ、公共交通機関の衰退を招くことになり、温暖化防止型の社会インフラが崩されていくことになってしまいます。
 今後取るべき政策は、モーダルシフトを進めるために、自動車交通のみを一方的に有利にすることではなく、むしろ公共交通機関の機能性を高め、自動車への依存を下げながらCO2を減らしていくものでなければなりません。高速道路無料化は、こうした発想に逆行しています。地域経済を発展させる目的なら、鉄道やバス、フェリーこそ料金を下げ、利便性を高めていくべきです。今求められるのは、地球環境を守りながら、生活を守り、経済を再生する方法です。

●自動車関連諸税の暫定税率廃止について
道路特定財源諸税(ガソリン税(揮発油税・地方道路税)・軽油引取税・自動車重量税・自動車取得税)は、暫定税率によって税率が上乗せされており、無駄な道路建設を促してきました。これまで期限切れを迎える度に、その廃止議論や、使途の一般財源化などが議論となってきました。民主党および社民党はこれについて、これらの諸税は無駄な道路建設を促進している、目的を失った、として暫定税率を廃止することを提案しています。公明党もこれを見直して負担軽減すると言及しています。
 道路予算を削減すべきことはその通りですが、暫定税率を含む現行の税率は、自動車及びエネルギー価格を上昇させ、炭素税と同様の利用抑制効果を果たしてきており、これらの税率を下げることは、温暖化対策としては逆行するもので、容認できません。これが実施されれば、高速道路の問題と同様に自動車利用を促進させ、CO2排出増加を促してしまいます。
 民主党は一方で、地球温暖化対策税の導入をうたっており、エネルギーの税率を引き上げる考えを示していますが、これが暫定税率の廃止と同時に導入されるのか、また、結果として暫定税率の税率を上回る地球温暖化対策税が導入されるのか、ということについて、考えを明らかにしていません。これは社民党も同様です。
 暫定税率の廃止をうたうのであれば、地球温暖化対策税(環境税)の導入によって、結果的に関連諸税の税率がどの程度かを示し、地球温暖化へ影響を及ぼさないことを明らかにする必要があります。そして、今の税率を維持しながら、不必要な道路財源を見直し、使途をシフトさせ一般財源化を進めていくべきです。
地球温暖化問題が深刻になっている中で、これらのようなガソリン・軽油利用を奨励し、地球温暖化を加速させる政策を導入しようとすることは、明らかに誤った政策です。とりわけ民主党は高速道路無料化と暫定税率廃止を合わせて政策としており、CO2排出を著しく増加させることになりかねません。これは、同党が掲げる、地球温暖化対策基本法の制定をはじめとする温暖化対策の推進の政策と矛盾しています。これまで効果的な削減策を怠ってきた自民党政権に対し、民主党は、1990年比25%削減という野心的な中期目標と、その目標達成のための実効ある制度の導入をうたっています。その方針に沿って、気候変動の被害を回避し、低炭素社会を実現するための、全体に整合のとれた地球温暖化対策を取るべきです。
大気汚染と地球温暖化問題について真剣に憂慮するものとして、私たちは、各党が公約に掲げた高速道路無料化(もしくは割引)はそれを撤回し、自動車関連諸税の暫定税率廃止はそれを炭素税へシフトするなどして少なくとも税率を下げないようにすることを求めます。

気候ネットワーク
地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)
「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
ストップ・フロン全国連絡会
NPO法人ワーカーズコープエコテック
足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ
いちかわ地球市民会議
おかやまエネルギーの未来を考える会
再生可能エネルギー推進ネットワーク西日本
地球温暖化防止京都ネットワーク



【高速道路無料「地球温暖化対策に逆行」 NGOが反対 朝日8/6】
 民主党が総選挙のマニフェストに掲げている高速道路料金の無料化とガソリン税など自動車関連の暫定税率廃止の公約について、気候ネットワーク(京都市)など環境NGO10団体が5日、「二酸化炭素(CO2)の排出を増加させ、地球温暖化対策に逆行する」として反対する声明を出した。
 声明では、自公政権が実施した高速道路料金値下げについて、個人や企業の自動車利用が増える兆候が出ていると批判。そのうえで、民主党の掲げる無料化は「利用を加速させる」と指摘した。暫定税率は「利用抑制の効果を果たす」とし、「廃止するなら同時に導入をうたう環境税の税率を示し、温暖化に影響を及ぼさないと明らかにする必要がある」と主張している

【現実的対応に落ち着く=民主の温室効果ガス削減目標で-市野ガス協会長 時事8/5】  日本ガス協会の市野紀生会長(東京ガス会長)は5日の会見で、民主党が衆院選マニフェストに2020年までの温室効果ガス削減の中期目標に05年比30%減と政府目標の倍の数字を掲げたことについて「票をイメージしてつくっているところはあるが、現実との乖離(かいり)を埋める政治的判断の余地を残しているのではないか」と述べ、現実的な対応に落ち着くとの見方を示した。  その理由として同会長は、同党が米国と中国が温暖化対策の枠組みに入ることを条件としていることを挙げ、「ちゃんと逃げ道は考えているんだなという気はする」と指摘した。  政府の試算によると、政府目標の15%削減の場合、国民負担は一人当たり年7万7000円だが、30%だと36万円に膨らみ、市野会長は「国民の理解は得られない」としている


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Comments

こんにちは。高速道路の無料化は我々にとって本当にメリットなのでしょうか。私も疑問に思っています。

うん、だってすべての人が車使用じゃないし、エコ問題に関しては??_  すべての人が恩恵を受ける、そんな行政であらねば・・と私は思うんだけど、どうなんですかね?

現在週末1000円。ですが
対象は、普通車、しかもETCを付けてる車のみ…
私は、某観光地で働いてますが、1000円効果、確かに感じます。誰が誰の為に何の為に始めたか…
メリットとデメリット。
どちらが大きいのでしょうね…

民主党は地球温暖化対策税の導入を検討している。
毎年3兆円の税金を投入する高速道路の無料化をやめて、従来どおり受益者負担とすれば、地球温暖化対策税は要らないのではないか。
無料化によって自家用車の利用が増えるから、排ガスの増加によって地球温暖化を加速させる。
また、渋滞を起こすから商業車は遅れて時間の無駄等となり、マイナスの経済効果をもたらす。高速の無料化を止めることが地球温暖化対策であり、税金の無駄遣いをやめる道である。

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