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産業振興計画

今日、高知自治体問題研究所で、福田善乙・短大名誉教授を講師に県の産業振興計画のアウトラインについて学習会があった。そこでの議論も踏まえて私の感想。
 多くは、私の懸念と一致する議論となった。

①計画は、これまでの課題を整理したもので、どうなるかは未知数。

②計画は、外商を打ち出しているが、公的サービスで県内に落ちてくるお金も含めて、どう地域内循環、地域内再投資を高め、今がんばっている人を支える観点が極めて希薄。この分野こそ指標、目標を持ち高めていくべき。

③地域際収支は1つの指標だが、四国全体でまとめれば赤字になるように、どの区域で分けるかで違う姿をとる。②の観点もふくめ、高知県でも高知市とそれ以外など区域をわければ別の姿がでる。地産池消と地産外消を並べることは、⑤の問題との関係でも施策の基本的立場が違う。

④都会の人工、バーチャルに対し、高知は自然、本物で勝負することの大事さ。都会的経済的豊かさでない自然や人間的な豊かさ、その価値に自信と誇りを持つことが計画を生きたモノにする。結局はそういう人づくりがカギ。
 その点で、計画は、基本がはっきりせず、バーチャルなものを追い求め、国のメニューをどう引っ張るかに陥る心配がある。

⑤中山間地は、そこで生活しているだけで環境、国土保全の意義がある。医療・福祉の産業的位置づけも含めて、集落の持続性という課題を、産業振興に入れることは、性格が違う。
   PDCAサイクルの評価では切捨てられかねない。

 こうしたことの集大成が、見切り発車の「銀座にアンテナショップ開設」に象徴的にあらわれていると思う。

 議論の中で、本物の価値との関係で、沖縄は経済指標は全国最低だが、子どもが増え、長寿県だが、高齢化率が低いという話が紹介された。
 ちょうど沖縄出身の大学生がおり、沖縄は、生産物の直接のやりとりが暮らしを支えているとの説明があった。何を豊かさとするか、考えさせられる話である。 

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