「労働法 守られないのは日本だけ」と厚労相
「労働法、守られないのは日本だけ」舛添厚労相が嘆き節 朝日7/2
嘆く前に、経団連に直接申し入るべきですね。
だいたい、政府の及び腰が、「守られない」事態を蔓延させている。
「働くルールも先進国最低 ILO条約の批准09/5/14」
不払い残業、派遣切り、偽装請負で企業のトップが謝罪した姿を見たことない。たんなる不祥事ではなく、犯罪行為であり、国民的な追及がもっとあってよい。
桝添さんに言わせれば「捕まえて順守させる」ということですかね。そんな決意でのぞんでみたらどうか。
「労働法、守られないのは日本だけ」舛添厚労相が嘆き節 朝日7/2
舛添厚生労働相は2日、政策要望に訪れた連合の内藤純朗副会長らとの会談で、「日本では労働法が順守されていない」と嘆いた。労働法が守られているか監視するのは労働基準監督署を抱える厚労省の重要な仕事だが、「連合の大きな目標として、労働法を国民に意識させて」と逆注文する場面もあった。
舛添氏は労働法の現状について、「スピード違反は捕まるからみんな順守する。労働はもっと大事なのに、労働基準法も(労働者)派遣法も、みんな目をつぶっている部分が相当ある」と述べた。
労働法軽視の背景には旧労働省の力不足があったとした上で、「最大官庁の厚労省になり、前みたいに弱くなくなった」と自賛。労働法の定着に向け、連合にも組織率の向上などの努力を呼びかけた。
会談で連合側は、09年度補正予算に盛り込まれた職業訓練中の生活費給付制度の恒久化や、最低賃金の引き上げなどを求めた。
« 小選挙区制で子どもの貧困、世襲議員が増加 | Main | 日本の医療・平均以下の医療支出で高い効果 OECD調査 »
「雇用・労働」カテゴリの記事
- 「消滅自治体」 なぜ「若い女性減」だけ? 若い男性も同様に減少(2024.06.01)
- 地消地産、医療介護福祉 産業政策で党県議団の提案生きる(2024.05.09)
- 日本のジェンダー平等を考える ~家族モデル、政治、教育、賃金格差、DV(メモ)(2024.05.05)
- 最高裁元判事のコメント・考 ~「司法における固定観念化とジェンダー差別」克服の重要性(2024.05.04)
- 「新しい生活困難層」 正規雇用に「内付け」された日本型生活保障の崩壊と改革展望(2024.04.25)
« 小選挙区制で子どもの貧困、世襲議員が増加 | Main | 日本の医療・平均以下の医療支出で高い効果 OECD調査 »
Comments